昭和女子大学の心理学科には「心理学総合演習」という実践科目があり,座学での学びを社会に活かすための方法を学んでいく機会が用意しています。
▶【授業・学生の活躍】教室から社会に心理学を広げる「心理学総合演習」
このうち「防災と防犯活動による地域貢献」プロジェクトでは,災害時支援の学習・啓発活動や防犯活動など社会貢献活動に参加する中で,災害心理学や犯罪心理学の知見が社会の中でどのように活かされているのか体験的に学んでいます。
先日は,警視庁世田谷警察署の方にお越しいただき防犯講話を行っていただきました。
6/11(土)には世田谷区および (福)世田谷ボランティア協会が主催する「せたがや災害ボランティアセンター 災害ボランティアコーディネーター養成 基礎講座」が開催されました。
講座当日は,プロジェクトメンバーの学生も運営に携わりました。当日の様子について参加学生のリポートをお届け致します📒
講座の内容について
本講座の目的は、被災地に来たボランティアへ適切に対応する「災害ボランティアコーディネーター」の基礎知識の習得と模擬訓練を行うことでした。
▶災害ボランティアコーディネーターとは|せたがや災害ボランティアセンター
座学では世田谷区が行う災害対策と、災害ボランティアの仕組み・コーディネーターの役割について学びました。
模擬訓練ではマッチングセンター(ボランティアを志願した人が集まる場所)と、サテライト(地域ごとに設置されたボランティア活動を調整する場所)におけるコーディネーターやボランティアの動きについて実践的に学びました。
運営に携わって~災害において自分ができること~
私たちは講座の開始前に集合してサテライトの設営を行い、その運営方法について学びました⛺
そして講義を受けた後、模擬訓練ではサテライトに来た講座の参加者を誘導する係を担いました。
講座の運営に携わり参加者の皆さんと一緒に学ぶことで、災害時の混乱した状況の中で自分ができることについて、より身近なものとして考えられるようになりました。
また非常事態において、地域の人々と声を掛け合うことが重要であると学びました。防災や他者との交流に関心がある方へ、おすすめしたい講座です😊
(3B 海老原)