「心理学入門演習」は2年生後期の必修科目です。
この授業は、3年生から本格的に始まるゼミ(演習)に向けた準備学習として位置づけられています。4人程度のグループでの活動が中心となります。
授業の目的の1つは、ディスカッションをしながら研究計画を立案することです。
テーマは“ことわざ”です。グループごとにことわざを1つ選び、そのことわざが心理学的に正しいのかどうかを確かめる研究計画を考えていきます。
実際にデータを集めることはしませんが、各グループで試行錯誤しながら、実験や質問紙調査の計画を練ります。
授業のもう1つの目的は、プレゼンテーションの基礎的な力を身につけることです。
授業の中盤にグループごとに中間発表を行います。発表では、学生間での質疑応答も行われ、そこでの指摘にもとづいて、さらに良い研究計画・プレゼンテーションを作っていきます。
どうしたら伝わりやすく、見やすいプレゼンテーションになるのかを考えることも重要です。
最後にもう一度発表会を行い、学生どうしの相互評価によって最優秀賞・優秀賞のグループが選ばれます。
発表会で最優秀賞に輝いたグループの一つに、この授業の感想を聞いてみました。
私たちはことわざ『親の欲目』についての研究計画を立てました。
最初は何から始めれば良いのかさえ分からない状況でしたが、先生方に御指導いただくことで実験を行う際の場面設定や分析方法等、実験の細かい部分まで着実に研究計画を進めることができ、満足のいく計画を発表することができました。
毎週グループで話し合いを重ね、問題点や改善点を見つけて意見を出し合う時間はとても充実したものであり、だんだんと計画が完成していくのを実感できる有意義な時間を過ごすことが出来ました。
今回このように優秀賞に選んでいただくことができたのはとても嬉しく、この貴重な経験を卒業論文作成へ活かしていきたいと思います。
最初は何から始めれば良いのかさえ分からない状況でしたが、先生方に御指導いただくことで実験を行う際の場面設定や分析方法等、実験の細かい部分まで着実に研究計画を進めることができ、満足のいく計画を発表することができました。
毎週グループで話し合いを重ね、問題点や改善点を見つけて意見を出し合う時間はとても充実したものであり、だんだんと計画が完成していくのを実感できる有意義な時間を過ごすことが出来ました。
今回このように優秀賞に選んでいただくことができたのはとても嬉しく、この貴重な経験を卒業論文作成へ活かしていきたいと思います。
グループの中でひとりひとりが役割を果たし、ディスカッションを深めている姿が印象的でした。この授業で学んだことが、今後の卒業論文などに生かされることを願っています。
(授業担当教員)