2022年度 方法論「心理実験法実習A 」グループ実験報告会・1「笑い感情記号と返信の方向性が対人感情に与える影響」

心理学科では,心理学実験(1年次)「心理学研究法」(2年次)などの方法論科目を通して,目に見えない心を測るための実験法調査法などの方法を学んでいきます。

3年次に履修する「心理実験法実習」では,これまで学んできた心理学実験に関する知識をプロジェクト型学習(PBL)により実践的に学びます

具体的には,各自の関心に沿って研究計画を立て,実験実施~データ分析~研究発表までグループで進めていきます。

今回,認知心理学が専門の松野 隆則先生が担当する「心理実験法実習A」において,2つのグループが研究報告会を行いました。

グループ実験に取り組んだ学生さんに感想をレポートしてもらいましたのでぜひご覧ください😊


グループ実験の内容と結果を教えてください。

皆さんも、LINEのやりとりにおいて「笑」を使うことがよくあると思います!

そこで私たちは、LINEのメッセージの文末に「笑」がついている文/「笑」がついていないで、読んだ人の感情がどう変化するかを検討する実験を行いました。

「肯定」/「否定」的な返信にそれぞれに「笑」あり/なしを組み合わせました

その結果、返信の内容が「肯定」的なのか、「否定」的なのかというメッセージの方向性「笑」の有無の組み合わせによって、読み手の対人感情に与える影響は複雑に変化することが分かりました!!

対人感情(interpersonal emotion)…感情の中でも、相手から受けた行動に対する感情や、自分が相手に対して行動ときに伴う感情など対人関係の相互作用の中で生じる感情のこと。

「否定」的な返信に「笑」がついていない場合など条件ごとに結果が異なりました💡

 

グループ実験で工夫したことや,苦労したことを教えてください。

記号を「笑」にするか「w」にするかはかなり悩みました😓

グループ内で相談した結果、誰からも受け入れてもらえそうだということで「笑」を使うことになりました💡

最終的に約90名のデータが集まり分析が大変でしたが、先生に指導していただきながらグループメンバーと協力して結果を出すことが出来ました😊

送り手側のメッセージに「笑」がついているかついていないかなど、意図せず生じた差により予想外の結果も出ましたが、その結果も含めて発表会当日はさまざまな点から考察を行うことができました

 

心理学科を目指す受験生に一言お願いします。

今回はLINEのやりとりで「笑」を用いることと感情に焦点を当てて実験を行いましたが、これ以外にも生活をする中で「ちょっと気になる!」と感じるものはないでしょうか?

そんな日常の中で浮かんだ何気ない疑問を、心理学実験の方法を通して実際に調べてみることはとても面白いです!

心理学科で一緒に学べることを楽しみにしています!頑張ってください😊

もう一つの発表はこちら

心理学科では,目に見えない人の心を解き明かすために,実験法や調査法などの各種方法論を段階的に学んでいきます。 3年次の「心理実験法実習」では,各自の関心をもとに研究計画を自ら立て,実験実施~データ分析~研究発表を進めていくプロジェクト[…]

(3B 影山)

昨年度の発表①

心理学科では、1年次の「心理学実験」や2年次の「心理学研究法」などの方法論科目を通じ、目に見えない人の心を解き明かすための実験法や調査法などの各種方法論を学んでいきます。 その中で、3年次に履修する「心理実験法実習」では、これまで培っ[…]

昨年度の発表②

心理学科では,目に見えない人の心を解き明かすために,実験法や調査法などの各種方法論を段階的に学んでいきます。 3年次の「心理実験法実習」では,各自の関心をもとに研究計画を自ら立て,実験実施~データ分析~研究発表を進めていくプロジェクト[…]


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