2024年度 木村ゼミ(3年次)紹介:アイトラッキング(視線計測)

心理学科では,4年間の学びの集大成として卒業論文を執筆します。3年次からゼミに所属し,各自の関心に沿ってテーマを決め,研究を進めていきます。
※心理学科ではゼミを心理学専門演習と呼んでいます。

今回,木村ゼミの3年生にゼミの活動を紹介してもらいました💁‍♀️


6月26日の心理学専門演習Ⅰでは、アイトラッカーによる視線計測を体験しました。

アイトラッカーは、眼球運動を計測することができる装置であり、行動に関する研究や、視覚的な情報の認知・処理に関する研究において広く使用されています。

Tobii製品には、研究用アイトラッカーや分析ソフトウェア、ゲームソリューション、XRヘッドセットやPCに組み込むための…

↑心理学科で使用しているtobii社製アイトラッカーです

ゼミ生が持ち寄った画像を刺激として、視線を計測しました。実際に視線計測を体験することで、普段は無意識的に見ている画像について、私たちがどの部分を見て情報を認知し、処理しているのかということを知ることができました。

計測した視線の動きを確認すると、どの学生も人や動物の画像では必ず「目」👀の部分を注視しているというように、各画像において注視する部分が似ていたことが非常に興味深かったです。

卒業研究においてもアイトラッカーを用いた研究を行うことができます。私もアイトラッカーを用いた実験を検討していて、現在先行研究を調べているところです。今回、実験者側も体験してみてさらに興味が湧きました。卒業研究実施に向けてさらに準備を進めて行こうと思います。


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