本学の大学院では,公認心理師・臨床心理士の資格取得を目指せる「臨床心理学講座」が開設されています。
1月21日(火) 1・2講時に、大学院心理学専攻臨床心理学講座の「臨床心理基礎実習Ⅱ」「臨床心理実習Ⅱ」の授業で「臨床現場で働くOGと語る会」が開催されました。
下記の講師3名の方に、現在の職についた経緯、仕事の内容、現場の本音・苦労・やりがい等、1人25分程ご講義いただき、その後、質疑応答を行いました。
【講師】
墨田区教育センター教育相談室相談員
子ども発達・子育て支援センターSmile-ing発達支援ルーム にこっと主任発達支援員・心理士
元IMSグループ医療法人財団明理会 鶴川サナトリウム病院 臨床心理室 副主任 臨床心理士・公認心理師
また、来年度4月から大学院進学が決まっている心理学科4年生も参加しましたので、参加した感想を書いてもらいました。
今回のOG講師の方々の話を通して、心理職の多様な働き方や現場について詳しく知ることができました。
これまで私は、自分の将来について、興味があった福祉分野に焦点を当てて就職について考えていましたが、講師の方々のお話を伺う中で、他分野にも視野を広げてキャリアについて考えることの大切さに気づくことができました。
また、就活の際に重要視したことや面接対策など、具体的にお話してくださり、今後の就職活動についてより真剣に考えるきっかけとなりました。
私は将来心理職として働く際に、「いきなり一人前の心理職として仕事ができるのか」「心理検査やカウンセリングを上手くこなせるのか」といった不安を抱えていました。
しかし、講師の方々がスキルアップの過程やロールモデルとの出会いについてお話をしてくださったことで、誰もが最初から一人前なわけではなく、多くの人に支えられながら少しずつスキルを磨き、成長していくものだと知ることができました。
また、「学生時代にやっておいた方がいいこと」という質問に対して、「芸術に触れること」や「たくさんの人々関わりをもつこと」などについてお話してくださり、学生生活をより有意義に生活しようと思いました。
講師の方々から得た新たな気づきを基に、4月からの大学院生活をより学びの多いものにしていきたいと思います。
(心理学科4年:雨宮凛・木村莉子)
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