心理学科では2023年度から、「キャリア準備プログラム」がスタートしました。
キャリア準備プログラムとは
心理学を活かしたキャリア目標と関連する科目を「キャリア準備プログラム」として示し、低学年時から、キャリア目標を意識した主体的な学びができるようにします。
所定の科目を修得した学生には、各プログラムが目標とするキャリアへの準備ができたことを示す修了証を授与します。
詳細は、こちらをご確認ください。
具体的には、以下の3つのプログラムがあります。
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「消費行動と心理調査」プログラム
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「生涯発達とコミュニティ」プログラム
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「心理支援基礎」プログラム
修了証が授与される初年度となる2024年度は、多くの方々がプログラムを修了しました。
そこで、各プログラムを修了した方々へインタビューを行いました。
1回目は「消費行動と心理調査」プログラムを修了した、3年生の山本さんです💁
私は、心理学の知識がマーケティングやビジネスにも活かせることを知り、心理学科を選びました。また心理学を学ぶ中で、なぜ人は特定の商品を選ぶのか、どのような心理が購買行動に影響を与えるのかといった消費者心理に興味を持つようになりました。
そこで、データ分析や心理調査を通じて消費行動を学べる本プログラムを履修することを決めました。
「広告と消費の心理学」(担当:榊原良太先生)という授業が印象に残っています。この授業では、広告が消費者の心理や行動にどのような影響を与えるのかを学びました。
普段何気なく目にしていた広告には、さまざまな工夫や戦略があることを知り、とても興味深かったです。
またペットボトルのお茶の味を目隠しして比較する実験や、自分で広告を作成するなど面白い内容なので、ぜひ履修してみてください。
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心理学科では学びの土台となる概論科目である 「心理学概論」 「発達心理学」 「社会心理学概論」 「臨床心理学概論」 をベースに,「認知」「発達」「臨床」「社会」の4領域の学びを深める科目を「各論科目」として[…]
このプログラムで学んだ消費者心理やデータ分析のスキルを活かし、人の行動やニーズを深く理解し、それをサービスやビジネスに役立てる仕事に携わりたいと考えています。
大学で学んだ心理学の知識を活かしながら、多くの人に選ばれる商品やサービスを提供できるようになりたいです。
心理学とビジネスをつなぐ学びができるだけでなく、データ分析の基礎も身につきます。卒業論文でもデータ分析を行う場合が多いため、このプログラム内の授業を学んでおくと役に立つと思います。
心理学をより実践的に活かせる機会でもあるので、興味がある人はぜひ挑戦してみてください!
(キャリア準備プログラム担当)
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