心理学科では、「心理学実験」(1年次)、「心理学研究法」(2年次)などの方法論科目を通して、目に見えない心を測るための実験法や調査法などの方法を学んでいきます。
3年次に履修する「心理実験法実習」では、これまで学んできた心理学実験に関する知識をプロジェクト型学習(PBL)により実践的に学びます。
具体的には、各自の関心に沿って研究計画を立て、実験実施~データ分析~研究発表までグループで進めていきます。
今回,認知心理学が専門の松野 隆則先生が担当する「心理実験法実習A」において、3つのグループが研究報告会を行い、学生さんに感想をレポートしてもらいましたのでぜひご覧ください😊
これまでの報告記事は以下をご参照ください。
心理学科では、「心理学実験」(1年次)、「心理学研究法」(2年次)などの方法論科目を通して、目に見えない心を測るための実験法や調査法などの方法を学んでいきます。 3年次に履修する「心理実験法実習」では、これまで学んできた心理学実験に関[…]
心理学科では、「心理学実験」(1年次)、「心理学研究法」(2年次)などの方法論科目を通して、目に見えない心を測るための実験法や調査法などの方法を学んでいきます。 3年次に履修する「心理実験法実習」では、これまで学んできた心理学実験に関[…]
今回は、3つ目のグループをご紹介します💡
皆さんは普段どんな環境で作業や勉強を行っていますか?
静かな図書館📚や、スタバ☕️のように人が多い場所など、さまざま思い浮かぶかと思います💭
私達は「作業時に聞こえる騒音の種類*1が作業成績や主観的評価*2に影響を及ぼすのではないか」という論文に関心を持ち、一部の条件を変更*3して追試研究を行いました。
実験の結果、今回の実験条件では、騒音の種類は作業成績自体には影響を及ぼしませんでした。
しかしながら、一部の評価項目では無意味騒音下の方が有意味騒音下よりも集中できる傾向にあることなどが分かりました。
*1 今回の実験では、有意味騒音(会話やアナウンスなど意味のある情報を含む騒音)と無意味騒音(機械音などの意味を持たない騒音)の2種類を指します。
*2 困難度(難しかったか)、集中度(集中できたか)、騒音性(うるさかったか)、注意阻害(騒音が気になったか)の4つについて尋ねました。
*3 騒音として使用する音声を、男性の声から女性の声に変更するなどの条件を変更しました。
実験に参加してくれる人を集めるのに特に苦労しました💦
仮説を検証するためにはある程度のデータ数が必要なので、学生ホールにいた学生さんたちに直接声をかけるなどして実験協力をお願いしました。
快く実験参加に協力してくださった学生の皆さん、改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました🙇❤️
「心理学」と聞くと臨床心理学のように一部の分野のイメージが強いと思いますが、身近なところにも心理学が関わることがたくさんあります💡
これを読んで、少しでも心理学に興味を持っていただければ嬉しいです。
皆さんと心理学科でお会いできるのを楽しみにしています☺️
(3B 成田)
心理学科では,「心理学実験」(1年次)「心理学研究法」(2年次)などの方法論科目を通して,目に見えない心を測るための実験法や調査法などの方法を学んでいきます。 3年次に履修する「心理実験法実習」では,これまで学んできた心理学実験に関す[…]
心理学科では,目に見えない人の心を解き明かすために,実験法や調査法などの各種方法論を段階的に学んでいきます。 3年次の「心理実験法実習」では,各自の関心をもとに研究計画を自ら立て,実験実施~データ分析~研究発表を進めていくプロジェクト[…]
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これまでの心理実験法実習の実施模様に関してはタグ「心理実験法実習」をご覧ください。
その他の方法論科目についてはカテゴリー「方法論」をご覧ください。