日本心理学会第89回大会@仙台:参加報告

2025年9月5日(金)―7日(日)に東北学院大学五橋キャンパス)で開催された日本心理学会第89回大会において、心理学科教員が研究発表を行いました😊

全国から心理学研究者が集うイベントです✨️
昨年度の研究発表

2024年9月6日(金)―8日(日)に熊本城ホールで開催された日本心理学会の第88回大会において,心理学科教員が研究発表を行いました😊 [caption id="attachment_10472" align="aligncenter[…]

今回、発表を行った先生方の発表概要をご紹介します💁‍♀️

なお、心理学専攻(修士課程)の大学院生も発表を行いました。

大学院生の発表概要は大学院ブログで後日報告いたします💡

1日目

1日目は心理学科・専任講師の岩山孝幸先生臨床心理学分野が公募シンポジウム「心理職のための倫理再考:養成・実践・テクノロジーの現在地」のシンポジストとして、公認心理師養成カリキュラムにおける職業倫理(professional ethics)教育について話題提供しました。

職業倫理を学ぶ授業

昭和女子大学心理学科は,公認心理師カリキュラムに対応しています💡 [blogcard url=https://www.swu.ac.jp/faculty/social/shinri/carrer.html#anchor02] 指[…]

話題提供の中で、実習現場で求められるのは実習生としての職業倫理の応用であるのに対して、養成カリキュラムで扱われている現場に出てからの職業倫理の応用で、両者にギャップがあるのではないかという問題提起を行いました。

他の先生方と一緒に「倫理」を巡るさまざまなテーマで話題提供を行いました☺️

2日目

2日目は心理学科・専任講師の山本晶友先生社会心理学分野)、准教授の池上真平先生認知心理学分野)がそれぞれシンポジストとして自身の研究をもとに話題提供を行いました。

山本晶友先生は公募シンポジウム「「隠す」心理を科学する―隠すことのポジティブな効果―」のシンポジストとして、自分に優しくしてくれた相手が不正行為をしていると知った際、その不正を隠蔽するためにつく「」に関する研究結果を紹介しました。

山本先生の紹介記事

心理学科では今年度、社会心理学分野に専任講師・山本晶友先生を新たにお迎えしましたのでご紹介致します。 先生のご専門とその魅力を教えてください。 社会心理学の観点から感情について研究しています。群れを成して生きてきた人[…]

山本先生は「感謝」を研究テーマとしています💁‍♀️

 

池上真平先生は公募シンポジウム「音楽心理学を社会に活かす」のシンポジストとして、コンビニ🏪で流れるBGM🎵のテンポと売り上げの関連や、音楽を聴き「ながら」作業する際の音楽のタイプ(聞き馴染みのある/なし、歌詞ある/なしなど)と集中力の関連に関する研究結果を紹介しました。

池上先生は音楽心理学を専門としています🎸
音楽心理学とは?

心理学科では心理学の主要4領域(「認知」「発達」「臨床」「社会」)が学べるカリキュラムを用意していますが,心理学には特定の対象や年齢層を対象にしたより専門的な分野もあります。 前回は青年心理学の特集記事を公開しました。 [sit[…]

3日目

3日目は心理学科・専任講師の岩山孝幸先生臨床心理学分野が公募シンポジウム「対話と共感を科学する―AI・脳間同期・機械学習の応用―」の企画代表者・シンポジストとして、対話場面における脳間同期(IBS: Inter-Brain Synchrony)🧠について話題提供を行いました。

 

 

他大学の先生から、AIで生成した顔刺激の認知、機械学習によるカウンセリングの評価に関する話題提供も行いました。

 

なお、日本心理学会では高校生が研究発表できるプレゼンバトルも毎年企画されているので、意欲ある高校生の皆さんはぜひチャレンジしてみてください💪

(アドミッション広報担当)

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