2025年10月25日ー26日にライトキューブ宇都宮で開催された「日本感情心理学会」 の第33回大会において、本学心理学科 専任講師の山本晶友先生が学術貢献賞を受賞しました👏
学術貢献賞賞状

受賞された山本先生に、研究内容や研究を続けるモチベーションについて紙上インタビューを行いました💁♀️
今回の賞は「感情心理学研究」という雑誌に論文が3件掲載されたことの表彰です。

いずれも感謝感情に関する研究で、「人はどういう状況やどういう相手に感謝を感じやすいのか」「“すみません”とお礼を言うのはどんな心が関わっているのか」といった疑問を調べました。
このうち1件目は私が大学院生の時に、人生で初めて掲載された査読付き論文です。その後も感謝の研究を続ける中で、段々と新たに調べるべき疑問に気付けるようになっていきました。
一つの研究や論文だけから何かを断定的に結論づけることは、なかなか難しいことです。
だからこそ研究を継続し、さらに自分だけでなく世界の研究者が集めたデータ全体も踏まえて「どうやら少なくとも、こういうことは言えそうだ」と慎重に解釈を積み重ねていく必要があると思っています。
このモチベーションを保つためにも、一つひとつの論文掲載が決まった時にしっかり喜びに浸って、次への糧にするようにしています。
(心理学科教員 山本 晶友)
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