2024年度前期の授業を紹介します。
今回は「図画工作」(早川陽先生)についてです。
小学校図画工作の内容について、「学習指導要領」や「教科書」等に基づき、題材の設定及び表現内容、材料・用具等の選択方法などについて実際に制作体験も混ぜながら具体的に学ぶことを目的としています。
今回は、伝統的な課題として「張り子」で野菜・果物の模刻を作成している様子をお届けします。
6月10日の授業では、色付けを行いました。
前回までの授業で、形を成形し、表面に紙を貼ったあと、漆喰で固めています。
まず、ヤスった後、紙パレットの上でモチーフの色を作り、徐々に重ねていきます。
(真っ白な状態のエリンギから徐々に色付くエリンギへ)
学生はそれぞれ好きな野菜や果物を作成しました。
絵具だけではなく、クレヨン等も使用して色付けを行っています。
写真や現物を見ながら、よりリアルに仕上がるように工夫をしていきます。
(早川先生も一緒に作成(おもちゃカボチャ))
だんだんと本物のバナナの色に近づいてきました!シュガースポットはドリッピングの方法です。
ドライヤーで乾かした後にニスを塗って艶出しをする学生もいました。
完成した学生の作品です。
(枝豆、みょうが、アスパラ)
図画工作ではモビールを作ったりもします。
竹笛(うぐいす笛)は1年生の「造形基礎」の課題ですが、昨年度は音階に挑戦している学生もいました。
一本の篠竹からつくっています。
普通は「ホーホケキョ」と鳴らすので、曲を奏でるなんて、上手ですね。
また授業の様子を紹介します。