授業紹介_社会(鈴木円先生)

2024年後期の授業を紹介します。

今回は「社会」(鈴木円先生)です。

「社会」の授業内容

小学校社会科の学習内容と学習方法についての理解を深めるとともに、小学校社会科の教材開発の方法を学ぶ授業です。

とくに、ICTを用いた教材開発の方法や博物館利用、身近な地域及び国土の遺跡や文化財の教材化の手法を学んでいきます。

あわせて新しい視点に基づく社会科の学習方法を検討し、今後の小学校社会科のよりよい在り方を考察していきます。

「社会」の到達目標

小学校社会科の学習内容と方法を理解するとともに、小学校社会科の教材開発に必要な知識技能を身に付けること、博物館などの施設活用や身近な地域及び国土の遺跡や文化財などの観察・調査の手法を身に付けることを目標にしています。

鈴木円先生が、社会科教員としての実務経験を活かし、校外実習における引率指導の方法等を具体的に指導してくださいます。

 

21011()の授業では、大学内を歩いて学内の自然や建物をめぐりました。

社会では町探検や社会科見学などで校外に児童を引率することも多く、歩きながら、引率のポイントを学んでいきます。

 

歩くときは普段の1/3のスピードで!そうしないと、列に間があいてしまいます。
実際に大学生でも間があいてしまいますね。

子どもたちが話を聞きやすくするためには、前の子どもたちをしゃがませたり、先生は少し高いところに立って、物理的に上下の位置関係をつくることが大切です!身長の低い人は、台を持っていきましょう!

 

昭和女子大学一帯は、明治から太平洋戦争が終わるまで、軍隊の兵舎が立ち並んでいたところであり、身近なところに戦争遺跡があります。

 

近衛野砲兵連隊跡(石碑)右側にあるのは馬頭観音で馬を祀っています。

 

近衛(このえ):天皇を守る特別な軍隊
野砲兵(やほうへい):火砲を用いて敵を砲撃する兵隊

 

学園内にはたくさんの花も咲いています。

ペンタス
アメジストセージ

 

子どもたちからの質問にも答えられるように、知識や教養をたくさん身に付けたいですね。

建物入口にある文章の意味についても教えていただきました。

8号館入口

 

AEQUABILITER ET DILIGENTERと、FIAT LUX 「着実にして勤勉 光あれ」
1号館入口

 

AETERNITATEM COGITA 「永遠を思え」→人間は有限だが無限のときを思いなさい

 

普段何気なく通っている場所にもたくさんの学びがありましたね。

次回は大学を出て、昭和女子大学近辺の地域見学を実施予定です。