2024年度後期の授業を紹介します。今回は「乳児保育Ⅱ」です。
また、遠藤純子先生の保育現場での実務経験を活かした実践的な授業内容を通し、養護及び教育の一体性を踏まえ、
3歳未満児の子どもの生活や遊びと保育の方法及び環境、配慮の実際、計画立案について、具体的に学びます。
以下の3点を到達目標としています。
・3歳未満児の発育・発達の過程や特性を踏まえた援助や関わりの基本的な考え方について理解する。
・養護及び教育の一体性を踏まえ、3歳未満児の子どもの生活や遊びと保育の方法及び環境、配慮の実際について、具体的に理解する。
・乳児保育における計画の作成について、具体的に理解する。
第7回の授業では、抱っこ紐、ベビーカー、妊婦体験用モデルの体験をしました。
【抱っこ紐】
赤ちゃんを抱いたまま抱っこ紐を装着する体験をしました。
赤ちゃんの位置は低くなりすぎていないか?正しい姿勢になっているか?などを確認しながら、対面抱っこ、前向き抱っこのどちらも体験しました。
初めて抱っこ紐を使用する学生も多く、学生同士で助け合う姿が見られました。
【ベビーカー】
先生から組み立て方とたたみ方を教えていただき、学生も実際にベビーカーを押して学内を歩きました。
なかなかベビーカーが開かず、抱っこ紐と同じように協力する姿が見られました。
それぞれ組み立て方やたたみ方が違う、A型、B型、双子用の3つを体験し、笑顔で学内を歩いている様子が印象的でした。
【妊婦体験】
妊婦体験用モデルを装着し、歩く、靴を脱ぐ、しゃがむ等の体験をしました。
「重たいー!」「届かないー!」「立てないー!」
想像以上に日常動作が大変であることを体験し、乳児に対する理解だけでなく、妊婦さんに対する理解も深まり、優しさや思いやりの必要性を改めて考えるきっかけになったのではないでしょうか。
乳児保育Ⅱではその他にも様々なことを体験できます。今後も授業の様子をお伝えしていきます。