7月16日 株式会社セガフェイブ ゲスト講義(森ゼミ)

7月16日の教育学演習Ⅰ(学部3年・森ゼミ)では、株式会社セガ フェイブの山田典子さんと兼子浩美さんをゲストにお招きしました。昨年発売されたe-PICO(日本おもちゃ大賞2024 エデュケーショナル部門 大賞)をはじめ、多くのデジタル玩具の開発に携わってこられたお二人から、e-PICOの開発経緯や近年の玩具の動向、企画から販売までの流れについてお話を伺いました。

山田さん、兼子さんと、ゼミ生たちが子どもの頃に遊んだ玩具や好きだったキャラクターの話を交わすうちに、学生たちの会話がどんどん盛り上がっていきました。幼少期の体験や思い出の持つ強いインパクトを改めて認識するとともに、過去の体験を共有することで、そこから新たな学びが生まれるのではないかと感じました。

親世代が親しんだおもちゃやキャラクターが、20年、30年を経て再び流行することも少なくありません。親が大切にしてきた思い出を自分の子どもと共有したいという気持ちと、そんな親と一緒に楽しむことを喜ぶ子どもの姿。子どもの頃には買えなかった分、大人になった今、思いきり楽しむ親の姿。こうした気持ちとビジネスがうまく結びつくことで、再流行が実現しているのだと思います。

親と子どもが玩具を通じて楽しい経験を共有することで生まれる学びについても、改めて深くじっくりと考えたいと思います。

山田さん、兼子さん、お忙しいなか貴重な機会をいただきありがとうございました!

初等教育学科 森 秀樹

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