(ホテルから見える、朝陽に輝く十三重の塔)
朝、多武峰観光ホテルの玄関にある革靴がすべてピカピカに磨かれていました。
中には、夜のうちに修理をしてもらった靴もありました。
それを見て、思わず涙ぐむ生徒も。
心温まる一日のスタートでした。
バスガイドさんの言葉に耳を傾け、金堂や五重塔を見、鐘の音を聞き、
短歌の題材にもなりました。(金堂には、雀が巣を作っており、のどかな時間が流れていました)
玉虫の羽9043枚が使われた玉虫厨子を見て、生徒も先生も感激していました。
次に訪れたのは、奈良公園です。
(親切な鹿は、満腹であろうに、生徒が次々に差し出す鹿せんべいを一生懸命食べてくれました)
おじぎをする鹿、圧倒的な迫力を誇る仁王像、そして突然目の前に現れる高さ50メートル近い大仏殿、
そこに座する盧舎那仏。
ただただ驚くばかりでした。
(高さ50m以上の大仏殿には、溜息しかもれません。奈良公園のガイドさんも、見飽きることはないと話していました)
その後、奈良を後にし、天龍寺に向かいました。
バスの中では、学園歌「大和めぐり」の歌や、今年のコーラスコンクールの課題曲「ハレルヤ」 が流れ、笑い声が絶えませんでした。
窓の外には京都の夕暮れが広がっています。