2011年4月

創立記念式典 [2011年04月30日(土)]


 4月30日(土)は創立91周年記念式典。新しい理事長に代わり、少し進め方が変わったが、学園の歴史は人見名誉理事長が話される。


 式典終了後、成績優秀者奨学金を受ける人たちに一人一人賞状を上げる。卒業式でもそうなのだが、こんな時に明るい顔でにこっとしてくれる子は感じがいいが、ぶすっとしている子は、これからの人生でも苦労するのではないかよけいな心配。親御さんたちは本当に喜んでおられる。

 25日(月)夜はUSフォーラムで講演。大企業や中央官庁で働いている40代を中心とした人たちが相手なので、自分の言葉がしっかり伝わっているという快感を持って話せた。24年間続いているということに感動したが次の日には主催者が挨拶に来られ、さらに木曜日には参加者から多数の礼状が来て感激。これは昭和女子大学でも見習うべき。

 26日(火)は大震災で親を亡くした子の支援基金について話し合う。財務省は免税を渋るだろうからいいアイデアが必要。27日(水)は教育会議。やはり議題が多い。夜、久しぶりで東大のNWECの研究会。施設がきれいになっている。その前の経済同友会のパーティに顔を出してから行こうと思ったのだが、地下鉄が事故で遅れてパーティはスキップ。

新理事長体制始動 [2011年04月25日(月)]

 18日(月)、理事長・副理事長、附属各校の校長、が集まり、学寮研修をどうするか検討。
教員、学生に納得していってもらわなければ効果も上がらない。各学科から出してもらった意見のうち、非常用備品の確保や避難マニュアルなど対応できる準備は整えるようにするが、「不安感」が一番対応しきれない。今後5年以内にM8.5以上の地震がある確率が高いといわれているが、5年間何もしないわけにはいかない。
 準備を整えて6月から実施とすることになったが、それでも行きたくないと拒否する教員や学生にどう対処すべきかなど、まだまだ課題は残る。

 20日(水)奨学金委員会。人見奨学金・成績優秀者奨学金、砂原育英基金など、昭和女子大学の奨学金はかなり充実していると思う。21日(木)は新理事長のもと初めての理事会。バキーノ林子さんがご挨拶。人見家の皆さんの学園に対する深い愛情と人間的高潔さに改めて感銘。

 20日(水)は6月1日に大学で開催するパネルデスカッションについてルース大使夫人と打ち合わせるためアメリカ大使公邸へ。地下鉄から徒歩で行くが車で来る人が多いためか守衛さんに不思議がられる。大使夫人も弁護士として活躍されている方なので、気取らず率直で話が早い。18日(月)午前、テレビ東京で震災に関してコメント。時間が短く話し足りない。夜は武良布枝さんたちと、19日(火)はハーバード関係者と、21日(木)は政策研究会と夕食。22日(金)はギラード豪首相来日記念ディナーとお世話になっているレイコ・B・リスターさんの喜寿の会があったが、申し訳ないがどちらも欠席で富山へ。

授業開始 [2011年04月19日(火)]

 4月11日(月)から授業を開始。WEB履修登録を一年生もちゃんと使いこなしている。
 授業中にも余震が時々ある。4月からは心機一転と思っているのだが、これだけ余震が多いと、教員も学生も保護者も不安になる。交通機関は遅れはしても動いているし、計画停電は夏まで実施しないことになったし、実害はないのだが、不安感をどうすればよいか。一年生全員を集めて行う実践倫理の授業は地震で揺れたときの対応、避難経路を指示してから始める。授業時間中の地震にも放送で対処することにする。午後の在校生への講話も同様に対処。
 4月下旬に実施予定だった初等教育学科の学寮研修の延期を決める。これは実習先の受け入れ態勢などこちらだけで決めることができない事情もあったので仕方がないが、ほかの学科からも検討を求める声が強い。私個人としては、異常事態にどう対処するか・したかは得難い体験で、人間的に成長の機となる。人生ですべての危険を遠ざける、すべて苦しいこと辛いことを親や教師が取り除いてあげることなどできるはずがない、大事なのは危険やつらいことに負けない力をつけること。最近の若い世代がひ弱といわれるのは小学校から高校生になっても、大学生になっても「何かあったら大変」と周囲が過保護にしているから。しかし学校の責任者という立場では、もちろん万全を期すこと、そして教員の人たちに納得してもらうことが必要になる。
 15日(金)叔母の葬儀。桜吹雪の中霊柩車で斉場にいく。

新年度始動 [2011年04月11日(月)]

 4月4日(月)からは新入生のオリエンテーション。各学科の新入生が、輝く緑と花が咲き乱れる中を上級生の案内でキャンパス・ツアーをしている。「今年ばかりは墨染に咲け」と思っていたがやはり満開の桜は、どんな災害も悲劇も忘れさせてしまうほどの華やかさである。
 NHKラジオ第二放送で「働くということ」の放送が始まる。いつも自分の声を聞くと穴があったら入りたいが、テキストの内容は思うことを書かせてもらえてうれしい。4月から6月末まで日曜PM1:20で13回40分ずつ。
 各学科の上級生の歓迎夕食会は中止になり、せっかく準備をしていたのに申し訳ない。私も手持無沙汰。6日(水)の東洋大学の学長シンポジウムも中止。
 5日(火)は昭和小学校の入学式だが私は出席しているだけで挨拶はなし。7日(木)は私の長女の長女の小学校入学式。教育は一人一人の子どもに連なる両親、それぞれの祖父母の思いを受け継いでいるのだと実感。
 8日(金)は昭和中学校の入学式。友校の代表として、「当たり前」は有りがたいのだから感謝して機会を活用するように述べる。
 同日深夜、叔母が入院している病院から呼び出し。急に容態が変わったという。今までも5回ほど呼び出されているので半信半疑で駆けつけるが、臨終・死亡確認。朝帰宅する。

入学式 [2011年04月04日(月)]


 東日本大震災、原発事故で落ち着かないなか1473名の新入生を迎え入学式を挙行する。
 入学式とりやめ、授業開始延期という大学も多い中、あえてこの時だからこそ教育機関としてなすべきことをなすという決意を伝える。特別の時だからこそ将来に夢を持ち、その夢を実現する力を身につけるべく研鑽してほしい、自己保全・生活防衛に走らず、品位を持って行動してほしいと強調。平尾新理事長は昭和学園の歴史と理念と現代社会経済の課題を話され、在学生の歓迎の辞もとてもよかった。例年と異なり1回で終わらせたため保護者の方には講堂で列席して頂けなかったので、式終了後グリーンホールに出向いてご挨拶。