この夏、大学として初めてEAIE Conferenceに参加してきました。
EAIEとは、European Association for International Educationの略で、
年に一回欧州のどこかで、世界各国の大学および教育機関が集い、
会議や交流を行うイベントを企画運営しています。
会場では各国の大学紹介ブースの設置や、スキルアップのためのワークショップ、
さらには参加大学や機関による様々なテーマについてのセッションが行われ、
本学は、初参加ながらに韓国・台湾の大学の方と合同で一つのセッションのスピーカーとしても参加。
30人強の参加者に、本学のアピールをすることができました。
その他にも、以前ご紹介したTED(過去の記事参照)にもトークがアップされている、
Sugata Mitra先生とCaroline Caseyさんの基調講演や、
アイルランド文化を理解するための、アイリッシュ音楽とダンスのショーなど、
教育に関する学びと文化交流/ネットワーキングを目的とした催し物が目白押しでした。
■スガタミトラ先生のTEDtalkを見たい方はこちら
⇒http://www.ted.com/talks/lang/ja/sugata_mitra_the_child_driven_education.html
今回このConferenceに参加して感じたことは、
もっと外に目を向けることの大切さです。
教育機関を取り巻く環境は、グローバル化、ITの進歩、ソーシャルメディアの台頭と、
刻々と変化しています。
よりよい教育サービスを提供し、これからの社会を担っていける人材を育成するためにも、
世界規模で教育機関に求められていること、学生が直面している現実などを
しっかり見つめ直す必要があると感じました。
英語での授業やカリキュラムが充実しており、
大学間での学生の移動や単位認定/交換がスムーズかつ一般的な欧州に比べ、
日本はまだまだ閉鎖的で改善の余地がたくさんあります。
世界の女子学生に「学んでみたい」と思ってもらえる大学になれるよう、
ここで得たことを少しずつ国際交流センターの業務に反映し、
大学のグローバル化に貢献していければと思っています!
☆ダブリン(アイルランド)ってこんなとこ!
そもそもアイルランドってどこにあるかみなさんご存知ですか?
・北欧のあたりでしょー。
・なんか紛争があって危ないんじゃなかったっけ。
と、出張前に知人から声を掛けられましたが・・・誤解が多いので、確認しましょう!
皆さんもよく耳にするU.K.(別名:北アイルランド)はその北部に位置し、英国領です。このU.Kの領土をめぐり、一時期過激派の活動などが報じられたため、「テロ行為がある」「危険」というイメージがある人も多いようですが、現在は和平合意が成立しており、欧州諸国の中でも凶悪犯罪が最も少なく、治安の良い国とされています。
公用語はアイルランド語ですが、ほとんどの場所で英語が通じます。最近では、英語留学圏としても力を入れて留学生を集めているようです。
有名な観光名所があるわけではありませんが、歴史を感じる古い街並みと最新の施設が混在する、
小さいながらも素敵な街でした!
「1日の中に四季がある」とも言われるアイルランドでは、
毎日のようにどこかで雨が降りました。
幸い市内を回った日は天気に恵まれました!
ダブリンを表す写真を数枚ご紹介。
左上:ダブリン市内の中心を流れリフィー川。
右上:ダブリン一番の繁華街。
左:クライストチャーチ大聖堂。