【心理学専攻】2022年度修士論文発表会

心理学専攻では、大学院生の研究発表の場として在学中に計3回の発表会を開催しています。

  • M1の秋 中間発表会 *今年度の様子はこちら
  • M2の夏 中間発表会 *今年度の様子はこちら
  • M2の冬 修士論文発表会(修士論文提出後に実施)

修士論文発表会

今年度は、7名の心理学専攻2年生(M2)が1月12日(火)に修士論文を提出し、修士論文発表会が2月7日(火)に行われました。

修士論文発表会は前半と後半それぞれ1時間ずつ在籍責任時間が設けられ、ポスター発表形式で行われました。

ポスター発表とは

ポスター発表は心理学の学会で多く用いられている方法で、パネルに研究内容を記載したポスター(多くがA0サイズ以内)を貼り、そのポスターを訪れた方に対して研究内容を説明したり質問に答えたりする発表形式です。

例えば、2022年9月に行われた日本心理学会第86回大会では、一般研究発表としてポスター形式の発表が行われました。

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ちなみに、学会で発表する際には、発表内容を具体的に記した発表要旨も提出します。提出された発表要旨は論文集にまとめられて公開されています。

日本心理学会第85回大会論文集

このような学会の開催方法に準じて、心理学専攻のいずれの発表会においても院生は発表要旨を提出し、その要旨をまとめた要旨集が作成されています。


当日は心理学専攻の教員だけではなく、心理学専攻1年生(M1)、心理学科生も会場を訪れました。

発表前、とても緊張している様子であったM2の院生たちも、発表開始後は各自が行ってきた研究について懸命に発表し質疑に答えていました

ポスター発表を初めて経験する院生がほとんどであったと思いますが、全員が無事に発表を終えることができました。

多くの来場者から質問を受けました

心理学専攻における修士論文研究

この発表会の前には、修士論文の内容について、審査者の先生からの質疑に対して答える口頭試問も行われました。

各自が関心を持つテーマについて研究を行い、修士論文にまとめるだけではなく、口頭試問と今回の発表会での発表を含めて、修士論文研究に対する評価になります

口頭試問や発表会を通じて、自分の研究の課題や限界を改めて感じた院生が多かったのではないでしょうか。

先述の通り、学会ではポスター発表が頻繁に行われますので、今回の経験を活かして学会でのポスター発表に挑戦したり、学術雑誌に投稿したりして、研究を深めていってほしいと思います。

皆さんお疲れさまでした。

(心理学専攻)