9月25日(水)人間文化学部日本語日本文学科と大学院言語教育・コミュニケーション専攻で日本語教育について学ぶ学生が、アルプスアルパイン(株)及び(株)アルプスビジネスクリエーション様で半日インターンシップをしました!アルプスアルパイン社は、日本有数の電子部品・音響機器・カーナビを開発・設計・製造し、世界規模で販売する会社です。外国籍社員が辞めない会社として日経新聞で紹介されたこともあります。
企業に入ることがはじめての人もいて、最初は緊張気味でしたが、大変温かく迎えていただきました。まずは社食でグループに分かれ、社員の方々とお話をしながら、健康に配慮された食事をいただきました。その後は社内見学。社内博物館では数々の半導体部品、製品、関連動画などを見る機会がありました。その後、会議室に移り、外国人社員の方が業務内容や日本語を使って仕事をする際の工夫などについて話してくださいました。また、日本語教師として経験を積んだあとに入社した日本人社員の方や、人事部の方のキャリアプラン等についてお話を伺うことができました。これから自身のキャリアを考える上で大変参考になる内容でした。
以下、参加者の感想の一部をご紹介します。
アルプスビジネスクリエーション社は、企業の成長に向けて、技術開発やビジネス戦略支援をすることで、新しいアイデアを実現し、産業全体に貢献していることがわかりました。
女性社員が活躍できるよう社内の環境を整備している点も印象的でした。
外国籍の人が日本で働くには留学してそのまま就職活動をするしかないのだろうと思っていましたが、他にも選択肢があることがわかりました。Aさん(外国籍社員)の生い立ちや経歴を聞き、勤勉で勉強が好きな方なのだろうと思いました。そして、「学びを続けること」は自分自身の選択肢を広げるために必要不可欠なのだということを学びました。
JLPTで良い結果が出ても実際に職場で使うとき異なる言語能力が必要になると感じました。周りのサポートや理解があってこそ、さらに能力を高め、力が発揮されるということを学びました。
コミュニケーションの手段として、日本語はもちろん、英語も必要になってくるということが印象に残りました。英語を話すことができるほうが、働くことができる部署が広がるということに納得しました。
お時間を割いていただいた皆様、本当にありがとうございました。
(写真)アルプスアルパイン/アルプスビジネスクリエーションの皆様と大学院生
担当教員:日文/言語教育・コミュニケーション専攻 近藤彩