【心理学専攻】大学院生が日本心理学会第89回大会でポスター発表を行いました「スマートフォンの存在が課題の遂行に及ぼす影響について」

2025年9月5日(金)―7日(日)に東北学院大学(五橋キャンパス)で開催された日本心理学会第89回大会において、松澤ゼミの大学院1年・HUANG JIAYI(コウ カイ)さんがポスター発表を行いました。

研究内容や学会での発表について、紙上インタビューを行いましたのでご紹介します😊

 

学会発表を行った研究内容について教えてください。
スマートフォン📱は、“目の前に置くだけで私たちの注意を引き、課題に使える集中力を低下させてしまう”と提唱する先行研究を基に、スマホが課題遂行に及ぼす影響としてスマホの「位置」、「所属」、「依存傾向」の効果を検証した卒論研究の結果を学会で発表しました。
発表当日はどのような反応がありましたか。

ゲーム🎮・ネット🛜依存が問題化している今、毎日使うスマホの影響に興味を持つ人は少なくありません。

発表当日は、スマホに注意が奪われた自身の体験を交え説明しました。

研究結果や目的に共感してくださる方、実験デザインについてご意見をくださる方、スマホ研究の発展に期待を寄せてくださる方もおり、これからの研究のモチベーションにもなりました

学会発表を行った感想を教えてください。

ポスターの作成・印刷から日程調整参加申込など事前準備が大変でしたが、 その価値は十分にあったと感じました😊

学会でのポスター発表は大学でおこなった卒論発表会とは異なり、研究結果を報告し質疑応答をするだけでなく、みんなと意見を交換し「コミュニケーション」する場だと実感しました。

「誰も来てくれなかったらどうしよう」といった緊張にとらわれず、「一人でも多くの方に私の研究を伝えられたら嬉しい」のように考えたおかげで、発表自体も楽しめました。

今後ポスター発表を行う際には、今回の経験を活かしていきたいと思います。

その他、学会に参加した感想を教えてください。

どんな内容についても多くの人が共に議論していました。その議論を聞けば聞くほど、学会は交流の場としての機能があることを実感できます。

他の人はこういう所が気になるのかこういうやり方もあるのかこういう視点もあるのかなど、 様々な考えや工夫を知り、 勉強になることがたくさんあります。

私自身も、「論文発表の始め方」や、「AIを活用した心理学の最前線」といった幅広いテーマの講演会やポスター発表に参加し、充実した3日間を過ごすことができました。

大会終了後は、涼しい仙台で牛タンやずんだスイーツをたくさん楽しみました🫛😋

 

(大学院1年 コウ カイ)


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