【心理学専攻】大学院生が日本心理学会第90回大会でポスター発表を行いました「状態不安と特性不安が,注意の喚起機能,定位機能,実行注意に及ぼす影響」

2026年9月4日(金)―6日(日)に東洋大学(白山キャンパス)で開催された日本心理学会の第90回大会おいて、木村ゼミの大学院1年・荒井さんがポスター発表を行いました。

状態不安と特性不安が,注意の喚起機能,定位機能,実行注意に及ぼす影響  荒井 わかな¹、木村 あやの¹ (1. 昭和女子大学)


研究内容や学会での発表について、紙上インタビューを行いましたのでご紹介します💁🏻‍♀️

 

学会発表を行った研究内容について教えてください。

「状態不安と特性不安が注意の喚起機能、定位機能、実行注意に与える影響」というテーマで、卒論研究の成果を発表しました。

本研究では、Posner & Petersen(1990)が提唱した「喚起機能」「定位機能」「実行注意」という3つの機能的な側面から注意を捉え、Attention Network Test(Fan et al., 2002)という課題を用いて、状態不安(※1)と特性不安(※2)および、その交互作用が注意の各機能に及ぼす影響を検討しました。
※1 ある特定の時点や場面で感じている一時的な不安反応のこと
※2 その人の性格などに由来し、不安になりやすい傾向を持つ性質のこと

状態不安が高いとき、特性不安が高いほど喚起機能が低くなることが明らかになった

 

発表当日はどのような反応がありましたか。

研究について興味を持ってくださった方に説明を行い、質問にお答えしました。

研究の内容に関するご質問から、研究結果を実生活においてどのように活かすことができるのかというような発展的なご質問まで、多くのご質問をいただき、活発に話し合うことができました。

また、実験の手続きや仮説通りの結果が得られなかった原因に関するご意見もいただくことができ、大変勉強になりました🤔

学会発表を行った感想を教えてください。

学会発表を行う前はとても緊張していましたが、発表を通して多くの方と自身の研究について話し合うことで、研究について考え直すことができ、とても有意義な時間になったと思います。

また、学会において多種多様な専門性を持った方に、分析方法や研究デザインなどについてあらゆる視点からご意見をいただくことができ、勉強になりました。

自分の研究について説明するだけではなく、研究結果について興味を持ってくださった方と一緒に考えることができて、とても充実したひと時でした😊

その他、学会に参加した感想を教えてください。

学会と聞くと堅苦しいイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、日本心理学会は大きな学会であることから、様々な方が参加されていて賑やかでした。

自分の研究テーマ以外の多様な分野の研究にも触れることができ、自分自身の視野が広がるとともに、他の分野の研究に興味を持つきっかけにもなりました。

また、同じポスター発表でも発表の仕方は様々で、「どうすれば多くの方にわかりやすく説明することができるのか」ということも考えることができました。

様々な研究に触れ、様々な研究者の方と議論を行うことができ、大変貴重な経験となりました。

 

(心理学専攻 臨床心理学講座院生・荒井)

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