英コミ キャリア支援イベント 内定者懇談会 4年生から 【学生レポート】

英語コミュニケーション学科4年、リョウコです。

この度1月21日(水)に開催された、英語コミュニケーション学科主催の内定者懇談会に参加させていただきました。

 

 

今年の3年生の代から就職活動開始時期が変わったこともあり、早くから就職活動に対して緊張感を抱いている後輩が多い印象でした。そのため、昨年私が3年生として参加した時よりも大幅に多い、立ち見が発生するほどの参加者数に驚きを抱いたと共に誇らしくもありました。

 

懇談会では1自己紹介、2一問一答、3個人質問の構成で行われました。一問一答では、主催の杉橋朝子先生が司会をして下さり、自己分析の方法やSPIの勉強に関してなど、ベーシックな質問をされました。中には自分の就職活動を思い出し、つい熱が入る4年生もおりました。改めて就職活動と一言で言っても、1つではなく「それぞれの就職活動」であり、それぞれの想いを抱えているものだと感じました。それと同時に、それほど本気で向き合ったからこそ後輩に伝えておきたいことも多くあるものです。

 

就職活動というものを言葉で捉えていても、今の3年生がそうであるように、始まる前は何が何やらわからず不安なものです。また、その不安は就職活動が始まったからといって消えるものではなく、むしろその不安を抱え、向き合いながら就職活動と同時進行で乗り越えていくものです。

しかし、同じ気持ちを抱えながら就職活動を終えた4年として、今の3年生の気持ちは非常によくわかるので、この機会をいただいて私たちが発信したことが、3年生の力に少しでもなれれば幸いです。

 

 

もちろん、就職活動に「正解」はありません。今回の懇談会でも明らかだったように、内定をいただいた4年も皆それぞれが自分に合っていると思った方法を信じて貫いた結果、ご縁がありました。面接を練習する人もいれば、面接は実践と考える人もいます。自己分析に重きを置く人もいれば、他己分析を多くやることで自己を認識する人もいます。完璧な絶対的方法はないので、3年生には就職活動を進める中で、自分の納得がいく方法を見つけて、それを信じて自信を持っていてほしいです。

 

最後の個人質問の部では、人数や時間の関係であまりじっくりお話が出来なかった後輩もいると思うので、その点は申し訳ない気持ちです。質問をしてきてくれた中で、私自身3年生であった頃同じようなことを考えていたと懐かしくもありました。2つの業界で迷っていたり、アルバイトをしながら就職活動を続けていけるものだろうかと悩んだりといった具合です。その悩みや考えも、就職活動が進んでいくことで時期によって変化していくこともあると思います。そのような時は迷わず周りの人に相談して分かち合うと良いと思います。就職活動においては、個人の戦いの部分もあれば、周りとの協力が必要な部分もあるので、そのバランスをうまく取れるようになるとあまり思いつめずに進められるかと思います。

 

自分としっかりと向き合い、不安と向き合い、自分とは何か、自分が大切にする価値観は何か、と突き詰めていけば、どのような結果になっても納得できる自分自身の就職活動になると思います。就職活動で得た、自分との向き合う時間やそこから出た答えは、これからの人生の大きな糧になるのではないかと考えています。就職活動は選択の連続ですが、3年生には自分の核を基準に、悔いの残らないようやりきってご縁を自らの手で手繰り寄せて掴んでいってほしいです。1年先輩として、やる気十分な3年生たちを陰ながら応援しています。