英語コミュニケ―ション学科教員のY.Sです。
昭和ボストンからジョン・マッカーシー先生とカレン・バウリー先生がいらっしゃいました。
留学中、お世話になった学生も多いのではないでしょうか。
今後の留学プログラムを、さらに実りあるものにするため、日本滞在中は、様々な打ち合わせやFD活動に参加されます。
15日朝は、英語コミュニケーション学科の教員を対象に、昭和ボストンに近年導入された新しい学生評価の方法についてお話いただきました。
SLOs (Student Learning Outcomes)といい、たとえば英語の授業では、Listening、Speaking、Writing、Readingの4技能に、それぞれ具体的な目標が細かく設定されます。授業を通じて、学生ひとりひとりがどれだけ能力を伸ばすことができたか、客観的に判断することが成績判定の基準になるわけです。
学校の成績は、ペーパーテストの結果とレポートを併せて決定する場合がほとんどです。SLOsを使うことで、採点だけではなく、授業の目的や内容も、さらに可視化されると考えられます。5年後、10年後は、日本の教育もずいぶん変わっていくのではないでしょうか。