【認定交換留学通信】ポーランドで学ぶ異文化コミュニケーションと友人家族との休日について

Dzień Dobry! こんにちは。ワルシャワ大学留学中の英コミ3年のレイナです。今回は履修している授業と先日の週末トリップについてご紹介させていただきます。

まずは、履修している授業の一つであるCross-Cultural Communicationです。この授業では、異文化間におけるコミュニケーションの文化的価値観や相違点に着目し、異文化間語用論について学びます。主にポーランド語、日本語、英豪語、英米語、中国語に焦点を当て、その中で会話の原則や非言語コミュニケーションの特徴的な形式などを分析していきます。

例えば日本人のコミュニケーションを客観的に捉えたときに、どのような特徴が思いつくでしょうか?日本人の「自己主張」にみられる抑圧的な姿勢に対して、他の文化圏においてはより自発的・直接的であると考えられています。他にも「自己表現」や「社会的調和」など、同じキーワードであっても異なる文化的価値観においては意図した意味が異なるだけではなく、ときに互換性がないことを理解しました。

Kościół Mariacki 聖マリア教会

次に先日の週末トリップについてお話ししたいと思います。先日ポーランド南部に位置する都市であり、旧市街が世界遺産にも登録されているKraków(クラクフ)を訪問しました。アウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所見学も含めて、約3日間友人の実家に滞在したのですが、家庭料理をご馳走してくださったり、日本を訪れた際の写真を見せてくださったりと温かく歓迎してくださいました。拙いポーランド語であっても優しく教えてくださった友人のご家族には感謝の気持ちでいっぱいで、お互いを理解しようとすること、歩み寄ろうとすることが大切なのだと改めて気づかされた心温まる3日間でした。

友人の祖父母手作りの伝統料理ピエロギ

アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所

最後に、初めての非英語圏の生活、特にERASMUSの学生が多いヨーロッパへの留学は、異文化交流が楽しいと感じると共に、ときにその難しさも感じます。しかし周りの友達にはこれまでに何ヵ国もの別の国で留学してきた人も多く、自己実現のために努力を重ねるみんなに刺激を受けています。そのような環境の中で、就活と留学同時進行の今、自分に何が必要なのかをしっかりと見極めて取り組んでいきたいと思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

11月11日 独立記念日