【英コミDDP】テンプル大学ジャパンキャンパスでの最初の学期が終了しました!

私はFall 2022からTUJ DDPに参加している英語コミュニケーション学科3年のまなみです。TUJ DDPとは、昭和女子大学とテンプル大学ジャパンキャンパスの2つの学士号を目指す留学プログラムです。今回は、私のTUJでの学生生活について学習面からご紹介します。授業については、ESL English 0812、Exploring Music Studies、Bilingual Communities Spanish、Working of the Mind Psychologyという4つのクラスを履修しました。留学経験もなく、元々英語が得意ではない私にとって、どの授業も想像より難易度が高く、初めの頃は教授やクラスメイトが何を話しているのか分からない状況を不安に感じました。しかし、それでも授業を楽しいと思って頑張れたのは教授や友人のサポートがあったからだと思います。

はじめに、必須のWriting科目であるESL English 0812では、一貫性のある強い主張をすることやその主張を裏付ける研究や記事を探すことが難しかったため、教授のオフィスアワーを予約してエッセイの中でも特にどの段落をどう変えたら良いのか具体的にアドバイスを貰っていました。その他にも、チューターをしてくださった英コミのマッカーシー教授とその授業で配られた資料と私の書いたエッセイを見比べて話し合ったり、ネイティブの友人に文法をチェックしてもらったりと、様々な方面からサポートして頂きました。

また、個人的に一番好きだったBilingual Communities Spanishの授業では、グループワークでの話し合いや皆で小さい劇をするなど実践的な部分が多かったことと、教授が英語と日本語を混ぜて説明してくれていたことにより、言語学を初めて学ぶ私でも納得して理解しることができました。

音楽の歴史について学ぶExploring Music Studiesでは、提出期限よりも前に提出すると、教授からとても丁寧なアドバイスを貰えるため、ミニテストで点数を取れなかった私は課題点で満点をとることを目標に均衡を保っていました。テスト対策としては、アメリカ人のクラスメイトが対策用に作ったクイズアプリを送ってくれ、それを繰り返し解き、ノートに書き写して音楽用語のスペルや説明を覚えていました。

最後に、心理学を学ぶWorking of the Mind Psychologyでは、TUJでできたお友達が私の左右前後の席に座ってくれ、ネイティブの友人は簡単な英語で説明し直してくれ、日本人の友人は授業と同じ内容を説明している日本語のサイトを見つけてシェアしてくれていました。この授業では言語の問題以前に内容が理系寄りで難しかったため、個人的にも教授と相談して、レコーダーで授業を録音し、テスト前に聞き直してワークシートを埋めていました。

このように、私のFallセメスターを振り返ってみると、教授や友人からの支えがとても大きく、それがあったからこそ難しい授業や授業を楽しんで乗り越えられたのだと思います。TUJでのサポートは勿論、昭和女子大学に顔を出す度に、DDPに携わってくれている英コミの高味先生や阿部さんをはじめとする助手さん、ゼミの小西先生などがいつも温かくTUJでの生活などを聞いてくださったことがとても励みになったため、両大学からのサポートを受けられることもDDPの強みであると思いました。今学期は周りの人々に沢山支えられていた分、次のセメスターでは言語で困っているクラスメイトを少しでも助けられるように頑張りたいと思います。また、自分とは異なるバックグラウンドを持つ友人との会話が楽しく、自分にとって一番の英語学習方法であると感じているため、これからも積極的に交流していきたいです。