《体験談》SSIPインターンシップ

Q1.参加した目的は? 
Q2.学んだことはありますか? 
Q3.後輩へのおすすめポイントを教えてください。

英コミ 3年 Mさん

Q1.私がSSIPのインターンシップに参加した理由は2つあります。1つ目は自分の英語能力を確認するためです。私は2年後期ボストン、3年前期にTUJに留学していました。この2学期を通して身についた英語力がどれほど通用するのかをこのインターンシップで確認することが出来ると思い、参加を決意しました。2つ目は、インプットだけではなくアウトプットを通して英語のスキルを更に身につけたかったためです。日頃は、授業以外で英語を使う機会が全くありませんでした。そのため、英語に触れる機会を増やすことが更なる能力アップに繋がると感じました。
Q2.結果として、このインターンシップでは自分の英語力を見つめ直すことが出来たと思います。日常的に英語を使うことによって、忘れてしまった単語や文法なども学び直すことができました。また、異なる文化や背景を持つ人たちをまとめることの難しさを学びました。最初は時間通りに物事が進まないことが多く、早めの行動を促しても遅刻をしている留学生が多かったです。グループ全体に英語で指示をするという状況もとても難しかったです。そのためこのインターンシップでは、基本的な英語スキルだけでなく、異文化理解能力やリーダーシップの能力も向上できたのではないかと感じました。
Q3.このSSIPインターシップは留学で得たスキルを確認・発揮できる機会であり、異文化理解能力やリーダーシップなど社会に出て役立つ能力も身につけることが出来ると思います。大変なことも沢山ありましたが、留学生と交流する楽しさを感じながら様々なことを学ぶことが出来ます。ぜひ皆さんもご参加ください!

英コミ 3年 Nさん

Q1.私はTUJ(テンプル大学ジャパンキャンパス)での交換認定留学を2セメスター終えた後、せっかく習得した英語スキルをただ学んだだけで終わらせるのではなく、実際に活かせる場がないかを探していました。そのタイミングでCIE(国際交流センター)のスタッフからお声がけをいただき、英語を実践できるこのプログラムに興味を持ちました。これまで参加者としてプログラムに関わることが多かった自分にとって、今回のように「運営側」として企画や進行に携わる経験は非常に貴重であり、自分の成長にもつながると確信しました。そのため参加を決意しました。
Q2.このプログラムでは、9カ国からの学生を受け入れるために一からプランニングを行うという大きな挑戦をしました。特に日本文化を紹介し、参加者が楽しみながら理解を深められるプログラムを考える際には、各国の宗教や文化を配慮する必要があり、単に「日本らしさ」を伝えるだけではなく、多様な視点から柔軟に対応する力が求められました。例えば、食事や活動内容に関しては、それぞれの宗教的制約や文化的背景を尊重しつつ、全員が楽しめる内容を模索しました。団体予約や発注の際も、限られた時間とリソースの中でスムーズに調整することが求められ、大変な部分が多かったですが、最終的にはそれらを乗り越え、自信を持ってプロジェクトを遂行できました。 また今回のプログラムを通して、何よりも「対話」の大切さを強く感じました。英語という共通の言語を介して、異なる背景を持つ人々と意見交換を行い、互いの価値観や考えを理解していく過程は非常に刺激的であり、私にとって貴重な学びでした。特に、多国籍なチーム内で意見が対立した時、相手の意見をただ受け入れるだけでなく、違いを尊重しつつも自分の立場を説明するというバランスを取ることが難しくもあり、非常に重要だと実感しました。この経験は、今後の国際的な場面での対話力や交渉力にもつながると感じています。
Q3.英語のみでコミュニケーションをとりつつ、1からプログラムを企画し、実際に運営するという経験は、困難を伴うものではありましたが、それ以上にやりがいがありました。プログラム中には予期せぬトラブルが発生することも多々ありましたが、その都度、臨機応変に対応し、チームと協力し合いながら乗り越えていくプロセスは非常に貴重なものでした。特に、参加を考えていたときに感じていた「自分にできるのだろうか」という不安が、最終的には「自分でも成し遂げることが出来た」という大きな自信に変わったことは、何よりの成果でした。挑戦をためらっている方にこそ、このようなプログラムに参加してほしいと強く感じています。自分自身の成長と、周りのサポートのありがたさを感じながら、間違いなく多くのことを学ぶことができるでしょう。