FD講演会

平成30年度 FD講演会報告(6月20日実施) [2018年07月25日(水)]

開催日:平成30年6月20日(水)16:30~17:35
場 所:学園本部館3階 大会議室
テーマ:ライト・アクティブラーニングのすすめ:大・中人数講義型授業での主体性学びの自然な引き出し方
講 師:橋本 勝教授 富山大学 教育・学生支援機構教育推進センター副センター長
参加者数:177名

 橋本氏は「橋本メソッド」の橋本先生として知名度が高く、大・中人数の講義型授業において、学生の主体性を引き出し、自然に積極的な授業参加を促すライト・アクティブラーニングの紹介とその効果を、今回は現在開講中の120名を上限とする「2018現代社会論」という授業を例にとり、話された。参加者はライト・アクティブラーニングを疑似体験しながらの講演をうかがった。
 新学習指導要領では、アクティブラーニングは、1)主体的、2)対話的、3)深い学びと定義されている。だが、大人数講義型授業や、所謂「『スムーズな』卒業や就活優先のカリキュラム」、資格試験・国家試験合格率等の評価という「日本特有な大学事情」を考慮すれば、特に教養科目においては「個々の学生にとって負担」が軽くなるよう構成されたライト・アクティブラーニングこそ大学にふさわしい授業形態なのではないか。そもそもアクティブラーニングのポイントは、学生および教員にとって能動的であるか否かであり、そのカギは「楽しさ」にある。楽しさは学生・教員がともに楽しいと思ったときに感じるものであり、楽しいからこそ学生が思わず能動的、換言すれば主体的に行動してしまうのである。学生を能動的に学ばせるためのキーワードは、1)競争原理、2)ゲーム感覚、3)遊び心、4)相互刺激、5)楽しさである。「楽しさ」を味わうことで、学生は知らず知らずのうちに幅広い知識を身に着け、「深い」学びへと導かれてゆくことが多々ある。大学では、強制的に勉強するのではなく、主体的に、楽しく学ぶべきである。学生が新しい発見をしながら楽しく学ぶためには、教員が知っていて学生が知らないことのあるテーマを選ぶのは効果的である。「2018現代社会論」の授業の進め方については、紙面の関係上、ハンドアウトを参照にされたい。
 フロアからは、意欲や実力に差のある学生をどのように評価するのかという質問が出た。成績としては、チーム点と個人点がある。チーム点は、授業での各チームの発表を基準に基づき上限55点で評価する。チーム内であまり貢献していない学生も同じ点数となるが、誰かを使えばよい成績が取れるか考えるのは、一つの処世術でもあるという観点からの評価である。個人点では、意欲の高い学生を満足させ、且つ意欲の低い学生をやる気にさせることに心配りしている。方法としては、「シャトルカード」に毎回授業で学生が記載したコメントを評価、教員のコメントを必ず付けて返却する、その他、試験点などを活用している。
 橋本先生の多人数討論型授業は、すべての回を公開している。事前予約なしでもよいが、事前に連絡すれば当日のテーマ等をお知らせくださるとのことである。また、先生のご著書、『ライト・アクティブラーニングのすすめ』(ナカニシヤ出版)のご紹介があった。

平成29年度 第1回FD講演会報告(6月21日実施) [2017年07月04日(火)]

開催日:平成29年6月21日(水)16:30~17:30
場所 :学園本部館3階 大会議室
講師 :濱名 篤 氏(関西国際大学 学長)
テーマ:「3つのポリシーの実質化とアセスメントによる質保証
参加者数:179名

 濱名篤先生は、文部科学省中央教育審議会臨時委員などを兼職されておられ、高等教育論、教育社会学の専門家である。講演の要旨は次の通りである。
 大学教育に関する内部質保証のPDCAサイクルが提示され、3つのポリシーに基づく、計画に対して、アセスメントポリシーによる評価が求められている。本日の焦点はこの評価方法を中心とする。
 質保証の可視化の方法は、一元的な尺度や一律の定量化が妥当かどうか、抽象度の高い、検証不可能な評価で社会が納得するのだろうか?問われているのは、学位プログラム+大学全体が優先であるが、個々の学生の評価も含まれる。そこで、ポリシーの設定は検証できることが必須条件である。また、評価の方法は目的に合わせて、多元的・複眼的に評価することが必要である。例えばKPI(Key Performance Indicator)による目標管理と質保証、戦略指標ダッシュボード作成による、到達度を数値で示した事例や、定量指標による実証としてTOEIC®のスコアの上昇で示した例がある。海外ではミクロ(科目)、ミドル(科目群・コース)、マクロ(一般教育全体)として目標を設定し、IRが卒業生の中からサンプリングし、教員からなる評価チームを編成し、各チームがそれぞれの学修成果に焦点を当てた評価活動を実施し、評価チームごとの結果についてコンセンサスをつくり、レポート作成後、学内に配布する事例もある。
 関西国際大学(KUIS)では、開設以来これまで主体的な学びのための教学マネジメントの構築に向けて、様々な取り組みをしている。KUIS学修ベンチマーク、卒業認定と学位授与の方針(DP)、CP(1学科)、AP、さらにこれらの評価事例で紹介していただいた。たとえばDPの評価については、毎学期の自己評価とアドバイザー面談を実施し、学生個々の成長を自覚させ、その評価をクラスアドバイザーがアドバイスする形式で行っている。その他、ルーブリックを活用したアセスメント、海外での学習成果の重層的・多元的評価の到達事例など、様々な評価方法について紹介いただいた。
 これらの経験から、PDCAサイクル、教育単位の中でのつながり(学年、学科、大学~企業・社会・地域など)が重要であるなどに気づいた。アセスメントの基準と方法として、測定可能な目標設定、評価方法は直接と間接を組み合わせること、私学の独自性は全国標準を取り入れるだけでなく、独自性を活かすためのルーブリックを活用した多元的な評価の可能性を探るべきである。大学教育改革の方向性は汎用性を持った「知識・技能」「思考・判断力・表現力」「主体的態度」といった学力3要素を育成できる大学教育の質保証のメカニズムの確立を目指すことにある。学習成果の可視化は必然であり、今後さらに要求が強まるであろう。講演後、質疑応答が行われ盛会のうちに終了した。 

以上

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平成28年度 第3回FD講演会報告(2月15日実施) [2017年03月09日(木)]

日時:2017年2月15日(水)15:00-16:00
場所:80年館西棟6階コスモスホール
講師:Karen M. Bowely (Program Director at Showa Boston)
   John C. McCarthy (Director of Curriculum at Showa Boston)
通訳:小西卓三(英語コミュニケーション学科教務部委員)
テーマ:Outcome-based Curriculum Design
共催:英語コミュニケーション学科、FD推進委員会

 “Outcome-based curriculum”について講演するにあたり、まず、”Outcome”とは何かについて説明したい。”Outcome”とは、学生が学習を通して作り上げた成果のことであり、”Outcome-based curriculum” とは、教員がその成果をルーブリックに沿って同じ基準軸で評価することができるカリキュラムであり、それがこのカリキュラムの特徴である。
 このカリキュラムのポイントは、5つある。第一に、学生が授業終了時までに何ができるようになっているべきかを事前に理解してそれを達成する努力をすること、教員は学生のレベルに合わせて達成可能は目標を立てることである。第二に、教員は、学生の成果を通しで学生が何を学んだかを理解し、それを共通基準で評価できるシステムを構築することである。第三に、学生のレベルにあった達成可能な目標を立てること、第四に、関連性、例えば、エッセイを書くに際して、エッセイ作成に必要な様々なステップが授業で学んだ内容を関連しているかを確認することである。最後に、学生が与えられた課題を完成させるのに十分な時間を取れるよう授業前に教員は計画をたてることである。
 このカリキュラムの利点について説明する。このカリキュラムは”Best Practice”の考え方と一致しており、学生は学期末までに達成できることを考え学習することができる。授業で達成すべきこと、その評価基準を学生に示すことで、透明性を保つことができる。また、同一科目では異なるレベルのクラスであっても基本的に学ぶべき内容は同一である。例えば、引用の仕方など、基本的に抑えるべき知識をカバーするということである。同じクラスのセクション(例:ライティングのクラスでアドバンストクラスのセクションが5つある等)では同じ成果を求められるという一貫性を保つ必要がある。そして、こうしたカリキュラムを継続することで、実際のデータに基づいて今後の方針を決定することができるのである。
 このカリキュラムを実行するにあたり、ボストンではFD活動として、専門家を招いて”outcome”について学び、教員同士が担当科目について真剣に意見交換して理解を共有している。また、認証評価者からの助言で、FD、プログラム開発、学生の達成度、カリキュラムという4つのコミッティを設けた。次に、学生に適した”outcome”(成果)をコミッティが中心となって作り上げ、教員および学生の評価システムを使用することとした。まに、教員採用に際しては、”outcome”を十分理解してもらうよう、”outcome”についての質問をする、シラバスのテンプレートに”outcome”に関する記載を明記することで、ボストン校の教育方針を徹底させている。
 教員に”outcome-based”のカリキュラムを受け入れてもらうために、FDとしてサポートしている。また教員間のコンセンサスを取り、例えば授業がうまく運ばない場合は、教員間で話し合い、全員で変更すべき点を検討し必要に応じて変更している。学期末には教員は必ずミーティングに出席し、次年度に向けてのフィードバックを行っている。
 最後に、このカリキュラムでは、学生と教員が互いにパートナーとして授業を進めていくことが大切であり、学生は教師が求めているもの、教員はどこに学生を導いていくべきかを理解することが大切である。
 講演後は質疑応答も行われ、ボストン校と東京校でよい情報交換の場となった。

以上

平成28年度第3回FD講演会アンケート結果

平成28年度 第2回FD講演会報告(12月7日実施) [2017年01月13日(金)]

日時:平成28年12月7日(水)15:00~16:00
場所:学園本部館3階 大会議室
講師:臼倉美里(東京学芸大学専任講師)
テーマ:「授業運営のアイディア―海外に興味を持たせるために」
参加者数:52名

 東京学芸大学専任講師、本学非常勤講師の臼倉美里先生に、英語を専門としない者も含め、日本で学ぶ学生が英語を使えるようになるアイディアをご紹介いただいた。
 自己紹介の後、先生が実践なさっている授業運営方法とそのポイントをいくつか参加者も実際に体験しつつ講演を伺った。
日本に住みながら世界との結びつきを考える際に大切なのは、国単位というよりはさらに小さな点から世界に目を向け、世界とのつながりを考える、所謂「グローカル化」がポイントである。英語を通して、学生たちに世界への興味を持ってもらうためには、まず、自分の国に興味を持たせる必要がある。つまり、自国との相違を理解することで、他国を知る方法である。その例として、「目玉焼きに何をかけるか?」という問いを、授業では英語で学生に話し合わせているという。今回は、参加教員が日本語で質問しあった。その結果、塩と胡椒、ソース、チリソース、醤油など、予想以上に様々な答えが返ってきた。そこには出身地、国籍などの相違が反映されており、参加者は自分とは異なる人が存在することに気付くきっかけになる。英語で質問させる場合のポイントは、自分のよく知っていることを題材に選ぶこと。そうすることで発言すべき内容を考えることなく、英語を使うことに集中する環境を作ることができる。また、同じ内容を扱った英語表記と日本語表記のニュースを比較し、両者でどのような相違点、同じ表現があるかを確認することでも日本と他国の立場の相違を理解することができることを確認した。
 その他、身近なところから国際比較を行う方法としては、教室の座席の国際比較を行った。現在、国際比較のための材料として利用できるサイトがあり、これらを利用して各国の特徴を比較、討議することができる。また、英語の歌を使って、文法の確認やヒアリング力の向上に利用できることを参加教員で実践した。
 最後に、海外に興味を持たせるために役立つ教材としては、NHK World(ウェブサイト)や『日本のことを1分間英語で話してみる』(広瀬直子著、中経出版)の他、TUNAGARU Japan、Tokyo Girl’s Update など、学生の身近な話題を扱ったサイトの紹介があった。

以上

平成28年度第2回FD講演会アンケート結果
第2回FD講演会

平成28年度 第1回FD講演会報告(6月22日実施) [2016年07月01日(金)]

開催日:平成28年6月22日(水)16:30~17:30
場所 :学園本部館3階 大会議室
テーマ:「高大接続改革の狙いと方向性~大学入試改革と新時代における高大接続のあり方~」
講師 :小林 浩 様(リクルート進学総研所長、リクルート「カレッジマネジメント」  編集長)
参加者数:166名

リクルート進学総研所長の小林浩先生を講師にお迎えし、高大接続改革の経緯と動向、そのねらいや今後の方向性について、詳細にご講演頂いた。講演全体を通じて小林先生が強調されていたのは、高大接続改革の目的は「入試改革」ではなく、高校教育・大学教育・大学入学者選抜の三位一体となった「教育改革」であることを理解しておかなければいけない、ということであった。要旨は次の通りである。
高大接続改革の発端は、2011年11月に中央教育審議会初等中等教育分科会に設置された高等学校教育部会で、20年ぶりに高等学校教育のあり方が議論されたことにある。準義務教育化した高等学校教育の質保証をいかに図るかが議論の焦点であり、高校学習到達度テストの検討などが今後の方向性として示された。その後、大学入学選抜の改善をはじめとする高等学校教育と大学教育の円滑な接続と連携の強化に向けた方策が議論されてきたわけであるが、その背景には急激な社会の変化とそれに伴う必要とされる資質・能力の変容があった。総じて、変化が激しく予測できない社会において、主体的・能動的に「生涯学び続けられる人」をいかに育成するかが高等学校ならびに大学双方に求められるようになったと言うことができる。そのための一体的改革が高大接続改革である。
現在、次期学習指導要領の改訂に向けた議論が行われているが、今回の主たるターゲットは高等学校教育であり、高大接続改革と密接に関連づけながら大きな改革が構想・実行されようとしている点に特徴がある。他方の大学教育も高等教育のユニバーサル化の影響を受け、大胆な質的転換が求められており、各大学の独自性を打ち出す必要性に迫られている。いずれも「質保証」が共通のキーワードであり、大学教育の場合、そのためには、建学の精神や教育の理念に基づく三つのポリシー(ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッション・ポリシー)をより明確にし、入学から卒業までの一貫した教育マネジメント・サイクルを強化していくことが必要である。入学者選抜もまたポリシーに沿った多面的評価を企画・実施していくことが重要となる。
今、大学は「入学の国」から「卒業の国」実現に向けての大きなプロセスの中にあり、各大学の理念・ミッションに基づいた、その大学らしいその大学ならではの人材<独自性・個性>をしっかりと育成することが強く求められている。「本学」を主語にした主体的改革により、「学生が何を学び、何ができるようになったか」という学習成果(Learning Outcomes)に目を向け、その評価・検証を通じて、質保証の仕組みをいかに構築していくが重要課題であると言える。
約50分の講演後、文部科学省が掲げる方向性に対する大学のタイプによる反応・対応の違いや今後の予測、学習成果の評価・可視化の方法などについて質疑応答がなされ、盛会の内に終了した。

以上

平成28年度第1回FD講演会アンケート結果

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平成27年度 第2回FD講演会報告(12月9日実施) [2016年01月22日(金)]

開催日:平成27年12月9日(水)15:00~16:00
場所 :学園本部館3階 大会議室
テーマ:「英語を使用言語とする国際教養の実践について」
講師 :重松優特命准教授(昭和女子大学人間文化学部国際学科)
参加者数: 71名

国際学科特命准教授の重松優先生を講師にお迎えし、英語を使用言語とする講義の実践例について詳細にご紹介頂いた。講演では、早稲田大学社会科学部の現代日本学教育プログラム(Contemporary Japanese Study Program:CJSP)や本学での講義を素材として、➀授業設計上の工夫、➁授業運営上の具体的方策、➂成功・失敗例から得た課題について指摘がなされた。要旨は以下のとおりである。
CJSPは、主にアジア諸国からの留学生と日本人学生が受講する英語による学際教育プログラムで、日本と世界、技術と環境、文化と歴史、社会と政治の4領域で構成されており、主に歴史・文化、ものづくり・環境、マンガ・アニメをテーマに日本学講義を担当してきた。
一口に国際教育といっても、履修者が日本人か留学生か、使用言語が日本語か英語かの組み合わせによって4つのタイプに分けることができる。授業を設計する際は、履修者構成によってニーズが異なる点に注意しなければならない。英語で日本学を教える場合、日本人学生のニーズは、日本学を素材に英語を学ぶという点にあり、留学の準備やアフターケアを期待する。一方、留学生の場合は、既に英語力が高く、日本学を学ぶ点にニーズがある反面、欧米での留学を断念した学生も多く、モチベーションを高める工夫が求められる。留学生には、潜在的に日本語力向上のニーズもあり、英語を使用言語として設計されたプログラムでは必然的に日本語学習時間が不足する。そのため、日本語と英語双方のケアを考慮する場面が出てくる。
また、国際教育授業では、少人数教育のための履修者数のコントロール、テキストの選定、授業内の時間構成にも工夫が必要である。特にキャンパス内の寮で学生生活を送る欧米では、週2回の50分授業と週1回のTAによるフォローで講義が構成される手法が一般的で、そうした感覚では、1回90分の日本の授業は長く感じる。そこで授業を、前説、講義、アクティビティの3要素で構成するよう設計している。
授業運営上の具体的方策については、シラバスを示しながら説明がなされた。普段の授業は、授業内容に関連したYouTube動画や最近のニュースなど軽い話題(前説)から入り、対訳で1次資料を紹介するハンドアウトを丁寧に準備しつつ、日本人と留学生の履修者構成を考慮し、英語と日本語を効果的に使用できるメディアとしてのマンガを活用して、資料のみでは窺い知れない人物や情景についても視覚的に理解できるよう、硬軟織り交ぜた授業運営を試みている。また、歴史・文化、ものづくり・環境、マンガ・アニメをテーマとしていることから、学生を現場に引率する特別授業や、落語家による実演、自ら撮影したビデオの放映を取り入れるなど、現地現物に触れる工夫を行っている。
学生に課す課題については、日本人には英語学習に資するよう、留学生には基礎知識を身につけられるよう、学生の習熟度に応じて設定し、エッセイ形式の期末テストに至るまでをサポートしている。また、学生が積極的にプレゼンテーションできるよう、学生が準備して臨む提案型の発表を組み込んでいる。
履修者構成が変わると授業の雰囲気も変わってくる。国際教育プログラム全体の課題には、コピペ対策、歴史問題への配慮、卒業後のキャリアパスのサポートなど様々あるが、特に、留学生と日本人学生が気軽に参加できるよう環境を整えることが重要である。
約50分の講演後、早稲田大学と本学の留学生の反応の違いや日本人学生の参加動機などについて質疑応答がなされ、盛会の内に終了した。

以上

平成27年度第2回FD講演会アンケート結果
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平成27年度 第2回FD講演会 開催のお知らせ [2015年12月08日(火)]

平成27年度 第2回FD講演会を下記のとおり開催いたします。

日 時:平成27年12月9日(水)15:00~16:00(予定)
場 所:学園本部館3階 会議室 
講 師:重松優特命准教授(人間文化学部国際学科)
テーマ:「英語を使用言語とする国際教養の実践について」
対 象:本学常勤・非常勤教員

多くの方の参加をお待ちしています。

平成27年度 第1回FD講演会報告(4月22日実施) [2015年05月29日(金)]

日 時:平成27年4月22日(水)15:30~16:30
場 所:学園本部館3階 大会議室 
講 師:井原奉明 教務部長(英語コミュニケーション学科 教授)
テーマ:「アクティブラーニングとピアラーニング ~学習時間増加と理解定着へ向けての試み~」
参加人数:84名

本学におけるアクティブラーニング、ピアラーニングの実施例について、教務部長である井原奉明教授に講演いただいた。
まず井原教授の目指す「良い」授業についての確認があった。それは大きく2つの目標からなる。ひとつは学生に勉強(行動)しようと思わせ、勉強(行動)させる授業、そして身につけた力を自分のため、人のために活用する人を育てる授業とし、もうひとつは自立した学習者・努力する人を育てる授業とする。これらの具体的前提として9項目をあげて説明された。(履修者との信頼感「良い」雰囲気づくり/伝達スキル(視線、声の大きさ・高さ・速さ・質、表情等)/90分の中にメリハリ(緩急の並みをつくる)/熱意(立った姿勢でダイナミックに)/学生に対して学習目的を明確化(行動の意味づけ+目標志向態度の育成)/適切な高さのハードル(難易度)設定/わかりやすさ/「なぜ?」「どうして?」という質問を引き出す/手許資料にはなるべく目を落とさない。)
後半は井原教授が実際に行っている実践例を3つ紹介いただいた。
実践例1は反転授業・アクティブラーニング・ピアラーニングを組み合わせたものであり、事前に学習させた内容が授業に役立つことを認識させつつ、応用や発展問題を与え進化させることが必要であるとする。グループワークの教室環境や欠席者への対応などにおいて問題点もあるがその解決方法も試行している。受講した学生からは学習時間の増加や理解の定着度においてよい評価を得られている。
実践例2はアクティブラーニングとピアラーニングを導入し、質問と回答のいずれも学生が行うという授業である。学生が考えた質問に対して「○○(人物)役」になった学生が回答するというもので学生からは「とても面白かった」「他人の頭になりきって考えるのは大変だったけど自分の身になったと思う」といったコメントが寄せられた。
実践例3はアクティブラーニングを用いて授業の要約・参考書・講義資料づくりを行わせるもので、哲学の文章を制限字数で要約させ「内容」と「ロジック」について対話させる、あるいは用語集・練習問題を作成させPowerpointデータと解説スクリプトをつくらせたものである。受講した学生からは「哲学をもっと勉強したくなった。」「毎回の授業も課題も、これぞ大学の授業って感じです。」といったコメントがあった。
約50分の講演後、会場から質問を受け付けた。それらは実践例3の内容で要約づくりの際に「資料のことばを使わない(本文中の語句を切り貼りさせない)こと、「たとえば」という比喩をなるべく使わせないということに対するより詳しい説明を求めるもの、そして授業時学生から質問を出させる工夫について問うものであった。

                                                              以上

平成27年度第1回FD講演会アンケート結果
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平成27年度 第1回FD講演会 動画配信 [2015年05月08日(金)]

平成27年4月22日に開催いたしました「平成27年度 第1回FD講演会」の動画を掲載いたしました。
ぜひご視聴ください。

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 日 時:平成27年4月22日(水)15:30~16:30
 場 所:学園本部館3階 大会議室 
 講 師:井原奉明 教務部長(英語コミュニケーション学科 教授)
 テーマ:「アクティブラーニングとピアラーニング ~学習時間増加と理解定着へ向けての試み~」
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平成27年度 第1回FD講演会 開催のお知らせ [2015年04月16日(木)]

平成27年度 第1回FD講演会を下記のとおり開催いたします。

日 時:平成27年4月22日(水)15:30~16:30(予定)
場 所:学園本部館3階 会議室 
講 師:井原奉明 教務部長(英語コミュニケーション学科 教授)
テーマ:「アクティブラーニングとピアラーニング ~学習時間増加と理解定着へ向けての試み~」
対 象:本学常勤・非常勤教員

多くの方の参加をお待ちしています。