10月16日の福祉キャリア論では、クラブツーリズム株式会社ユニバーサルデザイン旅行センター支店長の渕山様をお招きし、ご講義いただきました。
クラブツーリズム株式会社は、主に中高年向けのツアーを主催していますが、なかでもユニバーサルデザイン旅行センターでは、長い距離を歩かない「ゆったり旅」や、バリアフリーの旅「杖・車いすで楽しむ旅」を行っているそうです。
渕山様からは、ユニバーサルデザイン旅行の実際（障がいのある方や高齢のお客様の参加者がツアーを楽しむ様子や、介助やお手伝いをしながら一緒に楽しむトラベルサポーターというボランティアサポートスタッフの存在等）を、映像などを交え、具体的にお話しいただきました。
聴講した学生の感想です。
本日の話の中で、旅行を目標にリハビリを乗り越えた夫妻のお話はとても素敵だと思いました。年を経て、自分自身で身体を支えることが難しくなっても、人に支えてもらうことでできることがたくさんあるのだと感じました。（Oさん）
旅行会社に就職となると福祉はあまり関係ないだろうと決めつけていたけれど、今回の講義で超高齢化が進む現代社会では、バリアフリーやユニバーサルデザインということを念頭において仕事をするというような働き方もあるのだと知ることができた。お客様が旅行をしている動画を見たらほんとにみんな楽しそうで、それが伝わってきて、カップルも幸せそうで思わず泣きそうになった。（Kさん）
渕山様、お忙しいところ、ありがとうございました。