ソーシャルワークプロジェクトⅠ~実践活動レポその41~

こんにちは!
福祉社会学科2年の梶原です。
私は昨年の夏、世田谷区にある
ドナルド・マクドナルド・ハウス せたがや」という
活動先に行きました。そこでの活動内容や私が学んだ
エピソードなどを紹介したいと思います(^-^)/

まず、ハウスについて紹介します。
この施設は、小児専門病院に入院・通院する子どもの
家族を支援するために作られた滞在施設です。
病院の横にあることで時間を気にせず看病に専念できる
環境で、運営の多くをボランティアが行っています。
運営費用は100%寄付で賄われているなんて、
すごいと思いませんか?
期間は、8/8,9,10,25,29の5日間活動しました。

次に、活動についてご説明したいと思います。
活動内容は主に、ハウス内清掃でした。
午前中は、ホール清掃,トイレ清掃,下駄箱清掃,
スリッパ消毒,点検作業,ベッドメイク,
チェックイン書類の作成などを行いました。
午後は、キッチン・ダイニング清掃,廊下・階段清掃,
ランドリー乾燥機フィルター・洗濯機清掃,
おもちゃの消毒,備品チェック,中庭の水まき・雑草抜き,
ゴミ出し,図書室の本の消毒・整理・掃除機がけ,
倉庫の整理などを行いました。

今回の活動で学んだことは、家族への支援が手厚く、
家族に余裕ができることで患者さんの精神状態が安定し、
治癒力が向上することにもつながるということです。
その結果入院期間が短縮することとなり、学校や幼稚園
などの日常生活における社会復帰が早くなるのです。
ハウスの活動がこうして医療を側面から支えているのだと、
実際に活動に参加してみて感じることができました。
ハウスでは連日で利用できる期間が短く、部屋数も
限られているため、キャンセル待ちしている家族も
多いと知り、今後の課題だと感じました。
病院で入院している子どもたちにとって、
何より大切なのは家族がそばにいることです。
「ドナルド・マクドナルド・ハウス」は病気の子どもと
その家族を応援するための滞在施設として、
寄付とボランティアによって運営されていました。
また、実際にボランティア先に行ってみて
ハウスと病院は歩いていける距離にあることを知り、
家族の精神的・経済的な負担が減り、時間を気にせず
安心して看病に専念できる環境だと思いました。

ドナルド・マクドナルド・ハウスは、
定期的にイベントがあったり地域のお祭りなどにも
参加もしているので、みなさんも機会があれば
寄ってみてください(^-^)

最後までご覧いただき
ありがとうございました!