私たち「あおぞら縁」の発表は、メッセージタイトルを「学生の力で地域の障がい者理解を促す・包摂する社会へ」として行いました。
なぜこのメッセージタイトルにしたかというと、私たちは今回あおぞら縁に行かせていただいたことで、地域では発達障がいについてまだ正しい理解をしている人が思っていた以上に少ないということを知り、理解を促すことで発達障がいのある人たちがもっと生きやすい社会にしていきたいという思いがあったからです。
また、私たちの考える社会への提案を3つしました。1つ目は、認知ということでヘルプマークを広めるということです。2つ目は地域交流です。学生主体で地域のお祭りやイベントを企画していくことを考えました。これは、現在進行形で進めている「せたがやインクルージョン」というイベントがあります。3つ目は実践です。周りの人を巻き込んでボランティアをしたり、継続した活動を行っていくことで障がいについての理解をしていきたいと思っています。
そのほか、「就職支援は学校ではやっていないのか、あおぞら縁で行う意味はなにか」などの私たちも思わず答えにつまってしまうような鋭い質問もあり、私たちにとっても新たな疑問を持つことができたり勉強になった報告会でした。
交流会では、活動先の方のご自身の考えている今の福祉の現場の現状と改善点などのお話を伺うこともでき、普段活動先へ行ってもなかなかお聞きすることのできないお話を聞けるいい機会となったと思います。