2017年度 ソーシャルワークプロジェクトⅢ~活動報告会 その9~

こんにちは!福祉社会学科2年のSです。私は「チーム ゴン太」として3人のメンバーと共に、「NPO法人たつなみ会」(通所介護施設)での活動と社会への提案を報告しました。

私たちは「社会的ポジションの確立」というキーワードを基に、「世代間交流の場をつくり、高齢者としての役割を担ってもらうために、高齢者にしかわからない遊びや歴史を子供たちに伝える」という社会への提案をしました。たつなみ会での活動を通して、できることにまで手を貸しては高齢者の生きがいや役割を奪ってしまうということを学び、高齢者が自分の役割を得られるような地域社会をつくるためにこの提案をしました。

また、活動中の写真を用いてたつたみ会のプログラムの紹介や、送迎車に同行させて頂いた体験についても報告しました。

 

来聴者の方からは「世代間交流の場とは?」、「プログラム活動中の利用者の様子は?」などの質問を受けました。また一年生の方からは「活動中に気をつけなければならないことは?」という質問を受けました。

世代間交流の場についてはメンバーの経験談などを基に、公民館や小学校で高齢者と子供たちが交流することだと返答しました。
またプログラム活動については、もう少しプログラムのバリエーションを増やしてもよいと思う、と返答しました。

多くの施設の職員の方や一年生、高校生の前での報告はとても緊張しましたが、私たちの活動の成果と課題、そして福祉社会学科の学生として社会へ向けたメッセージを来聴者の方々に伝えることができ、2年間のソーシャルワークプロジェクトの活動の締めくくりとして、とても充実した報告会を終えることができました。

報告会にお越し下さったみなさん、ありがとうございました!