2017年度 ソーシャルワークプロジェクトⅠ~実践活動報告 その65~

こんにちは!
昭和女子大学人間社会学部福祉社会学科1年の朝晶です。
今日はソーシャルワークプロジェクトⅠの授業で行ったボランティアについて紹介します\( ˆoˆ )/

私は日本財団[Gakuvo]のながぐつプロジェクトで8月18日〜21日に福島県いわき市に行きボランティアを行ってきました。

震災から6年の月日が流れメディアで取り上げられることも少なくなった今、被災地はどういった現状なのか、学生にできる支援はなにかを知りたくて、実際に被災地の現状を自分の目で見れる現地でのボランティアを選びました!

現地ではいわき市の長源寺にて副住職さんから震災当時〜今までのお話を聞いたり、海辺の清掃活動、募金活動、視察、オリーブプロジェクトなどの活動を行いました。

私が活動を通して1番学んだことは被災地の現状です。
被災地は順調に復興していると思っていたのですが、進んでいたのは目に見てわかりやすい復旧であって、復興はまだまだ進んでいなかったことがわかりました。

私が視察で訪れた沿岸部は堤防も道路も家も整備されていて、本当に津波の被害に遭ったのだろうかと疑ってしまうくらいでした。
ですが、被災地の方のお話を聞くと、街の景観が綺麗になってきていても人が戻ってこない、人が来ないと復興は進まないとおっしゃっていました。

福島県は原発事故の影響もあり、放射線の体への被害の不安だけでなく食べ物の風評被害もあり、なかなか人が戻ってこないそうです。
でもこの問題は被災地の方だけで解決するものではなくて、他県の人が福島県は安全、いい所ということを広めなければいけないと思いました。

学生に出来ることはたくさんあります。

私が現地に行って学生に出来ることと教えて貰ったものは、実際に現地に行って現地の観光地に行ったり、現地のご飯を食べたり現地に行かなくても福島県のものを買う。
でも現地の方がおっしゃっていたのは1番は被災地のことを忘れてほしくない
頭の片隅に入れておいてほしいということです。

私たちが震災のことを、被災地のことを振り返ることで何か力になれるのではないでしょうか。

これをきっかけにみなさんが被災地のことをふりかえってくれるといいなと思います!