5月17日19時から、「せたがや福祉区民学会」の理事会が世田谷区社会福祉協議会内にある世田谷区福祉人材育成・研修センターで開催されました。
この「せたがや福祉区民学会」は、世田谷区で福祉にかかわる人や働く人、福祉について学ぶ人、教育・研究する人、行政にかかわる人と区民が、対等な立場で学び合い交流を深めることを目的として平成21年に設立されたもので、世田谷区内の福祉系大学が持ち回りで会場校となって開催しています。
実は、昨年度はこの昭和女子大学が会場校となり、平成29年10月1日(日)に大会を開催しました。約500名の参加者と67の実践研究発表が行われ、盛会に終えました。
こうした福祉関係者(福祉の現場の方と学生と教員)と行政の方と地域住民が一緒になって実践研究発表する「学会」は、全国的に見てもまれで貴重な「学会」です。
この「せたが福祉区民学会」をはじめとして、世田谷には先駆的な福祉の取り組みが多々あります。また、世田谷区の福祉政策・福祉行政に関しても、新しい取り組みがいろいろと行われており、注目されています。こうした福祉に関して先進的な地域で、福祉を学べるということは、本学科の学生にとって、とても大きなメリットと言えるでしょう。
今年度の「せたがや福祉区民学会」は11月17日(土)に、日本体育大学で開催されます。記念すべき第10回大会ですので、より多くの方のご参加を期待しております。引き続き学科も、学会開催を支援・応援していきたいと思います。(北本佳子)