こんにちは。
ST(言語聴覚士)コース2年の学生です。
今年度の学寮研修のフィールドワークでは、STコースの1,2年生で、千葉県木更津市の君津中央病院を研修見学させて頂きました。
君津中央病院は、千葉県の第3次救急病院(急性期病院)の1つです。
今回の研修では、リハビリテーション科の言語聴覚療法室,理学療法および作業療法室と、耳鼻咽喉科外来、ドクターヘリを見学させて頂き、また君津中央病院の言語聴覚士の方から成人部門,小児部門,摂食・嚥下(えんげ)部門の3部門について、それぞれパワーポイントによる講義を伺いました。
実際に見学した感想・考察として、まず、リハビリをするだけではなく、生活の質の向上を図ることも 大切であるということです。
お話の中で、千葉県はSTの人数の多さは全国8位だけれども、それでも南房総地区(館山市,木更津市,富津市等)のSTは不足しているという現状があるということを知りました。そのような現状を知り、STの重要性や必要性をもっと多くの人に知ってもらうことで、ST不足という課題を改善できるのではないかと考えました。
また、今回研修見学させて頂いた時に、タブレットを使うことによって、病院外での日常生活においても自分でリハビリに取り組むことができるという可能性を知りました。このような訓練器具の電子化などで訓練方法も進化していることを知ったので、将来の言語聴覚療法の多角的アプローチが向上するビジョンが見えました。
今回の病院研修見学を快く引き受けて下さった君津中央病院のリハビリテーション科長およびSTの皆様に心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。