8月28日、北欧福祉研修3日目になりました。
午前中はオウルンキュラ子育てリハビリセンターに訪問しました。ここは支援が必要な赤族のリハビリを行う施設です。緊急で子供を保護することもあります。24時間体制で管理されており、訪問タイプ(週2〜3日)と居住タイプの2つのリハビリタイプがあります。家族それぞれに担当のソーシャルワーカーがついています。ここで支援を行う期間は約2ヶ月です。実際に施設を見学させていただいたり、1日の流れを説明していただいたりと、日本ではあまり例のない施設でとても興味を持ちました。
午後はヘルシンキ小児病院を訪問しました。ソーシャルワーカーの方からお話を伺う中で印象的だったのは、大切なことは、『子供を含めた家族全体の支援をすること』ということです。小児病院ということで、病気の子供への支援に目を向けがちですが、両親や兄弟への支援も行うことが大切なんだと学びました。
まもなく新しい病院へ移るということで、新しい病院内を見学させていただきました。
外観の写真がこちらです。別名『ムーミン病院』『虹病院』と呼ばれています。
中にはムーミンの絵が描かれていたり、魚の映る大きなスクリーンがあったりと子供が喜びそうなデザインになっていました。
特別に見学させていただき、貴重な経験をさせていただきました。
活動3日目はとても充実した一日も早くとなりました。
(福祉社会学科2年生 Oさんより)