福祉社会学科と世田谷区が連携・協力して、より多くの人に福祉活動への理解と関心を高めてもらうために、世田谷区の主に保健福祉領域で実施されるシンポジウム・講演・住民が参加できるイベント等を学生(せたふくみんなで学び隊)が紹介します。
世田谷区は保健福祉の領域で先進的な事業を多く実施しています。また、色々な企画も行われています。本学科がそうした先駆的な保健・福祉を学べる世田谷にあることのメリットを活かして、学生目線で世田谷の福祉(せたふく)を紹介したり参加したりすることで、学生が学びを深めるとともに、多くの方とつながり、まちづくりにも貢献できることを願っています!(学科長)
(第3回発信)
もしかしたら、「高齢者のうつ病」のサインかも!
皆さんは「うつ病」と聞いてどの世代の方を思い浮かべますか?働き世代の方たちを思い浮かべる人が多いかと思います。
ここで皆さんに知ってほしいことは、高齢者の方たちもうつ病になるということです。
「あれ?最近、元気ないな、様子がおかしいな、、。」と感じたら、それは「うつ病」のサインかもしれません。
症状が認知症と似ているため、「うつ病」として正しく認識されず、認知症と間違われることがあります。「うつ病」と分からずそのままにしていると、適切な治療や対応が行われずどんどん「うつ病」が進行してしまいます。
今回「高齢期うつ予防」についての講演会を紹介します。
第1部は桜新町アーバンクリニック認知症専門医の新川祐利氏による「高齢者のうつ病について〜その特徴と早期発見について〜」、
第2部は慶成会老年学研究所臨床心理士の宮本典子氏による「高齢者のライフサイクルとうつ予防」の2部構成となっています。
11月14日(水)13時30分〜16時 三茶しゃれなあどホール オリオンにて行われます。
この講演会に参加し、「高齢者のうつ病」について正しい知識を学び、「高齢期のうつ」を予防しましょう!
(せたふくみんなで学び隊 尾崎 緑)
※世田谷区からの広報については、こちらからご覧ください。
http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/105/911/912/d00140985.html