2018年度 ソーシャルワークプロジェクトⅠ~実践活動報告 その65-67~

☆女川町風の学校ボランティアワークキャンプpartⅠ☆

=その1=

ブログを見てくださっているみなさん!

こんにちは(^^)
昭和女子大学 人間社会学部 福祉社会学科1年Tです。

私は、夏休み中に東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県女川町でボランティアをする、“女川風の谷ワークキャンプ”に参加しました。この活動は、ソーシャルワークプロジェクトⅠという授業の一環として行いました。

このボランティアに参加して、このブログを書くメンバーが6人いるので、それぞれで訪問した場所の紹介、当時の津波被害について分担して書き込んでいこうと思います。

今回は、女川駅周辺を紹介していこうと思います!

◎女川駅

とても綺麗になっています。外に足湯があり、休憩するのにも良い場所です!

 

 

 

 

 

 

◎ゆぽっぽ

女川駅の中にある温泉施設です。

ワークキャンプに参加したメンバー全員で利用しましたが、すごく気持ちよかったです!女川町に訪れたらぜひ入ってみて下さい!

▽ゆぽっぽ(http://onagawa-yupoppo.com

 

 

 

 

 

 

◎シーパルピア女川

女川駅前にあり、女川のお土産や絶品グルメが食べることのできる場所です。私はここで“女川丼”を食べましたがとても美味しかったです!ちなみに、女川丼はいろいろな新鮮な海鮮が乗った海鮮丼です!ご賞味あれ!

▽女川丼

 

 

 

 

 

 

 

 

=その2=

女川ワークキャンプの活動のひとつ、お宅訪問について書きます!

わたしはYさんのお宅にお邪魔しました。

Yさんはとても歓迎してくださり、おいしい栗ご飯とお漬物とケーキをご馳走していただきました。初めて来た私たちにこんなにもおもてなしをして下さって、本当に嬉しかったです。

まず、以前NHKで放送された津波の映像を見ました。当時のニュースでよく見ていた映像で、昔を思い出して少し怖かったです。ビルの上まで波が来て、もう死を覚悟して自分が生きていた証を残そうと、ネクタイを柱に結びつけたというエピソードもありました。その方は結んだ後、急に波が引き助かりましたが、少し逃げるのが遅くなり、亡くなってしまったという人もいて、生死を分けるのは一瞬のことだと思いました。

また、防潮堤を作るかどうかの映像も流れました。もう二度と海を見たくないという人もいれば、防潮堤があるから大丈夫という考えが危険に繋がるという人もいました。

今女川町には、防潮堤は設置されていません。そのかわりに、ここまで波が来たということを住民に知らせるための石碑や看板があります。海と一緒に生き続ける女川の人の強さを知りました。

実際に津波を体験した人のお家に伺うことは滅多に出来ることではないので、本当にいい経験になりました。

 

=その3=

私は夏休みに女川ワークキャンプに参加し、向学館に行きました。

向学館は、小学生から高校生までの勉強のサポートを放課後の時間を使って行っている施設です。

当日は向学館の教室でスライドを見ながら職員の方から、向学館の成り立ちから活動内容、活動するにあたって大切にしていることなどのお話を聞いたり、実際に向学館の中を見学したりしました。

スライドで子どもたちの写真などを見ていて、みんなすごく楽しそうで、本当にこの向学館が子どもたちの心のよりどころとなっているんだなと感じました。

また向学館の職員の方は、先生でも友だちでもない関係をとても大切にしていて、それは子どもたちが家族などには相談できない悩みなども相談することができるので、とてもいい関係性だなと感じました。

震災直後は大人が忙しそうにしていて、居場所がないと感じていた子どもたちにとっての居場所となったのが向学館であり、この向学館があったから子どもたちは震災後も夢を諦めずにすんだのだと思いました。

ニックネーム  もち