こんにちは!福祉社会学科2年のⅯです。
先日、学内でソーシャルワークプロジェクト(SWP)の活動報告会を行いました。
私たちの班のメンバーは、共通して地域福祉に興味があり、商店街がどのようにして地域の中心としての役割があるのか探るため、去年夏休みの期間を利用して、NPO法人まちこらぼさんが主催する“世田谷線つまみぐいウォーキング2019”というイベントの運営に参加してきました。
報告会では、イベントの概要、実際の活動やその経験を踏まえて考えた商店街の役割について発表しました。活動を通した学び・気づきとして、近年商店街はシャッター化してしまっているという社会的背景の一方で、商店街が世代を問わず開かれた地域の中心であるということを話しました。また活動中における街の人々とのコミュニケーションを通して、同じ区の中でも、商店街“同士”が結びつくことは難しいということに気づいたことも話しました。私たちの班は、社会に対する提案として区全体の活性化のために、商店街同士を結び付けていくことが重要であると主張しました。
発表終了後の質疑応答では、他の活動先の方から、「イベントの周知方法にSNSは使用したか?」という質問内容を受けました。今回のイベントでは、ポスターなどの掲示が中心でSNSでの周知はあまり行われていなかったので、良いフィードバックを受けることが出来ました。他にも1年生の方から商店街が福祉に関係しているということが意外だったというコメントがありました。1月に行った授業内での個人発表の時にも、「商店街と福祉の関係性について今まで気づくことはなかった」というコメントを受けたので、地域福祉と商店街のつながりに対する世間の関心の低さに気づくことが出来ました。
私自身、大学に入学するまでボランティア活動のような経験はありませんでした。しかしながら、SWPⅠ~Ⅲの実践を通してグループ活動の意義を知り、社会課題により目を向けることが出来るようになりました。社会問題に興味がある方もない方も、是非福祉社会学科に入学したら、SWPの授業の機会を活かしてほしいと思います!
福祉社会学科2年・Ⅿ