こんにちは。福祉社会学科2年のOです。
2月13日、ソーシャルワークプロジェクトIIIの報告会がありました。そこでの発表の内容をお伝えします。
私たちのグループは夏休みを通じて下馬福祉工房さんでのボランティア活動を行いました。この施設は就労継続支援B型事業所で、現在18歳以上の知的障害をもつ方が通所しています。さて、みなさんは下馬福祉工房の「あ・い・う・え・お」をご存じですか?
- あ…あいさつ
- い…いたわり
- う…うなずき
- え…えがお
- お…応援
そう、この「あいうえお」は下馬福祉工房の方々が実践しているモットーなのです。
私たち学生はこの考え方に感銘を受け、ボランティアの際に心がけました。
いたわりの気持ちをもって笑顔で接し、言葉に出して伝えることは、利用者さんに安心感を持ってもらうことに繋がります。一人ひとりを応援する気持ちでしっかりと向き合うことは、信頼関係の構築につながります。
また、今回のボランティア活動では、その人なりの自己表現を大切にするということを学びました。利用者さんは、一人ひとり、伝えたいことや、こうしたい!という思い、分かってほしいことなど、心の中では思っていても、それを上手に表現できない時があります。気持ちの全てを理解することはなかなか難しいけれど、相手の気持ちを想像して、歩み寄っていくという姿勢は、とても大切なことだと思いました。
さらに、私たちはコスモス祭で下馬福祉工房のクッキーを販売し、見事完売することができました。ボランティア活動に出向き、学び、発表するだけではなく、貢献を「販売」という形で実現できたことは大きな成果だったと思います。
1年間グループメンバーが一丸となって活動でき、とても充実した活動となりました。