1・3年生学寮研修代替プログラム『コロナ禍でもできるボランティア』Bクラスpart.1

1・3年生の学寮研修代替プログラムとして、オンラインでディスカッションを行いました。

各グループのまとめを紹介します。

テーマ:『コロナ禍でもできるボランティア』

 

B-1

学寮研修1グループの土屋と栗原です。私たちのグループでは、「今、出来ることを!」をタイトルに、ボランティアに大切なこと、今やりたいボランティアに関して、様々な意見が挙がりました。まず、ボランティアに大切なことは3つあると考えます。1つは自発性で、何事もやらさせる意識ではなく、自分からやることが大切であると思います。2つ目は、自己・他者理解で、相手のニーズや問題点を理解し、自分の行動と照らし合わせながら進めていく意識が求められると感じました。3つ目は継続性で、相手との信頼関係を築くためにも長く続けることが大切であると考えました。これらの点を踏まえ、私たちのグループでは今やりたいボランティアを、オンラインだけにとらわれず、対面で行うものとオンラインで行うものの両方の面から意見を出し合いました。対面では、深く関わることが出来る、情報量が増えるという点からガイドヘルプ・ゴミ拾い・子どもと関わること・こども食堂などのボランティアが挙がりました。そしてオンラインでは、簡単に参加でき感染対策にもなって対面ボランティアの架け橋にもなるという点から、オンラインでのピアサポート・手紙・zoomなどネット上でのボランティアを行いたいという意見が出ました。コロナ禍である現在、出来ないことに目を向けるのではなく、むしろ出来るボランティアに目を向けて考えていきたいと思いました。

 

B-2

こんにちは!学寮代替プログラムグループ2です。

 

グループ2ではやってみたいボランティアとして、ホームレスの方に向けた炊き出しや移住してきた方を対象にした国際ボランティア、児童に対するボランティアなど様々なジャンルのボランティアが挙がりました。

 

そして、コロナ禍でできることとして、不登校の児童に向けたZOOMを使った授業などが挙がりました。コロナ禍におけるボランティアの可能性について話し合う中で、この状況の中でできなくなったことばかりではなく、できるようになったことや新しい発見があることがわかりました!

 

これからも、この状況下で自分たちにできることを探していきたいと思っています!

 

B-3

私たちのグループではやりたいボランティアについて話し合ったのち、コロナ渦における活動案について話し合い、最後にボランティアにおいて大切なことについて話し合いました。

やりたいボランティアは子供関係のものとしては学習ボランティアやこども食堂の運営ボランティアが出ました。また、コロナ渦では学習ボランティアはZOOMでの実施や動画の配信を行うという案が出ました。また、子ども食堂はお弁当の支給、宅配、オンラインカフェの開催などの案が出ました。

コロナの影響で休校になった学校も多くあり、学習支援が大切だという話になりました。

また、高齢者関係のものとしては、傾聴ボランティアや孤立する高齢者の支援が上がりまし

た。コロナ対策として、傾聴ボランティアは電話やZOOMを利用し、孤立する高齢者の支援では電話、ZOOMの他に手紙や地域発信の新聞の作成という案も出ました。

高齢者はコロナの感染リスクが高く、家族にも気軽に会えない状況になっているため、地域

単位での支援が重要になるという意見が出ました。

そのほかの案としては、地域と交流できるボランティアや環境系のボランティアなど様々な意見が出ました。

コロナウイルスの影響で以前のような活動は難しくなっていますが、この状況でも行うことが出来ることから取り組んでいくことが大切だと感じました。

また、グループの中でも様々な意見が出て、新たな気づきを得ることが出来ました。

 

ボランティアに大切なことは、積極性、自発性、チャレンジ精神、仲間づくり、協調性、周

囲を巻きこむ力、主観だけではなく周囲と相談して視野を広げること、マナーや礼儀、プラ

イバシーを守ること、責任感、楽しむこと、支援するされるの枠組みを取り払うこと、知識

、問題意識、現状を知ることなど様々な意見が出ました。これらのことを意識して、今後ボ

ランティア活動に参加していきたいです。

 

B-4

私たちのグループで挙がったやりたいボランティアは、こども食堂・昔遊び教室・学習支援・運動教室・アウトドア教室でした。これらをコロナ禍で行うために、こども食堂では、提供する料理を運びやすい料理に入れる、距離を取りやすいように屋外等の換気の良い場所で行う。昔遊び教室では、羽子板、お手玉等を屋外で実施する、オンラインでの折り紙教室を開催する。学習支援では、一席ずつ席を空けて距離を保つことや資料作りをし、提供することやオンライン授業を開催する。運動教室では、オンラインまた対面では屋外での体操教室の開催、近くの観光スポットを巡るツアーを行う。アウトドア教室では、三密を避けるために自然溢れる場所でのキャンプ、近場の山での登山をするなどと様々な案が挙がりました。

 

ボランティアで大切なことについては、当事者意識を持つこと、多文化共生のなかで自助・公助・共助を意識すること、自らが入手した情報を自分なりに発信し広報すること、社会を変えるきっかけは多くあるため常に周りのアンテナを張ること、問題を見つけ身の回りのことなどできることから始めること、多くのボランティア活動の概要を知ること、ボランティア活動に興味を持つこと、ボランティア活動で人と積極的に関わりを持ち、様々な知見など学びを得ること、ボランティア活動ができることに感謝の気持ちを持つこと、自ら問題を発見する探求心や発信力を高めること、物事や人々に対する積極性や協調性を高めるなど様々な意見が挙がりました。

 

B-5

・ボランティアに大切なこと

ボランティアをするにあたって大切なことは、まずは活動に参加するためのきっかけづくりであると考える。ボランティアをしたいがなかなか始める勇気がない、どんなボランティアがあるか分からないと感じている人のために、地域のホームページや掲示板等で積極的に告知していく必要がある。またボランティアを行ったがなかなか続かないというケースも多くあるため、継続して取り組めるような仕組みづくりも検討していかなくてはならない。

私たちがボランティアをするにあたって心掛けることは、社会課題や地域課題等を自らの課題と捉え、何ができるかを考えて行動に移すことであると考える。またボランティア情報なども定期的に入手し、自分が貢献できるものには積極的に参加をすることも大切だと思う。

 

・コロナ禍でできるボランティア

私たちのグループでは、主に高齢者と貧困者の方々を対象としたボランティアの案があがった。まず高齢者のボランティアについては、コロナ禍でもきちんと情報を入手して生活ができるよう、Zoomや電話の使い方を教えるという案や、外出が制限されることにより認知症が悪化してしまうことへの懸念から、認知症予防の行動を促すようなポスター作りや、絵手紙を送り合うボランティアが効果的ではないかという意見があった。

貧困者に対するボランティアについては、その場で作るのではなく、お弁当などに工夫した炊き出しはどうかという案があった。ただ炊き出しは人が集まってしまうため、告知や整理券の配布などについての情報が事前に行き渡るようにする必要があると考えられた。

 

B-6

私たちのグループでは、高齢者向けのボランティアと子供向けのボランティア、そしてボランティアをするにあたり大切なことについて話し合いました。

 

〈高齢者向けボランティア〉

コロナの感染を防ぐために、オンラインでの実施。

高齢者は会話することが好きなので、zoomを使い会話などを楽しむという案が出ました。しかし、zoomでやるとなった時に、環境が整っていない、使い方が分からないなどが問題として挙げられ、教える必要があると思いました。

 

〈子供向けのボランティア〉

実際にコミュニケーションをとることができる対人ボランティアという案が出ました。ただ、コロナ禍でやるというとこもあり、屋外で短時間で出来るような活動が良いのではないかと話し合いました。また外での活動は、子供達の運動不足解消、生活習慣を正すことにも繋がると考えました。

 

〈ボランティアをするにあたり大切なこと〉

・相手がどのような支援を必要としているのか、何をしている施設なのかなど事前調査をすること。

・自分の行動、言動に責任を持つ

・健康管理に気をつける

・挨拶、時間をきちんと守る

・出来るだけ沢山コミュニケーションをとる

・相手のニーズを考える(知ることが大切)

 

B-7

こんにちは。学寮研修代替プログラムグループ7の佐野ひなたです。

 

私たちのグループでは、やりたいボランティアとして、子どもに対するボランティアや障がい者施設(作業所)の訪問、高齢者へ向けたスマホやLINEの使い方講座、居場所づくり、福祉と芸術を組み合わせたボランティアが挙げられました。グループ全員が違う分野のボランティアに関心があったため、新たな発見が多くありました。

 

ボランティアに大切なこととしては、対等な立場であることを意識すること、報酬を求めないこと、相手を尊重すること、お互いに助け合うこと、挨拶や礼儀をきちんとすることなどが挙げられました。

 

グループ内で挙げられたボランティアをコロナ禍で行うためには、対面で行う場合は、手の消毒・検温・換気、少人数にするなどの感染症対策をしっかり行い、可能であれば屋外を選ぶようにすることが挙げられました。対面でない場合は、SNSやzoomなどを活用することが挙げられました。

 

今回の学寮研修代替プログラムでは、自分のボランティアに対する思いや関心のあるボランティアについて意見交換をすることによって視野が広がりました。また、3年生の先輩方と交流し、先輩らしいかっこいい姿を見ることができ、とても良い経験になりました。この経験を活かし、多くのボランティアに参加していきたいと強く思いました。1日も早い収束を願うばかりです。