〜授業紹介〜 ソーシャルワーク演習Ⅰ

社会福祉の基盤となる知識や技術のひとつに、コミュニケーションがあります。福祉社会学科では社会福祉士と保育士の科目として、「ソーシャルワーク演習」を設置しており、今回ご紹介する「ソーシャルワーク演習Ⅰ」は2年次に開講している演習科目です。

ソーシャルワークの知識と技術については、「ソーシャルワークの理論と方法」や「ソーシャルワークの基盤と専門職」という科目のほか、他の専門科目のなかでも対人援助に関する知識として幅広く学んでいきます。「ソーシャルワーク演習」は、これらの講義系科目で学ぶ知識や技術について、より実践的に学習していくものです。

具体的には、学生同士で福祉サービスの利用者役やソーシャルワーカー役などをきめて面接場面のロールプレイを行ったり、グループワークや事例検討を通してジェノグラムやエコマップといったマッピング・記録の技術を学んだりします。

今年度の前期は、途中からZoomによるオンラインで実施しています。画面の制約はありますが、ブレイクアウトルームを活用したロールプレイやグループワークも積極的に行っています。昨年度からのオンライン授業の積み重ねで、2年生にとっては違和感なく活用できているのかもしれません。

心と体を使った学びを通し、社会福祉についての理解を深め、来年度のソーシャルワーク実習につなげていきましょう!