皆さん、こんにちは!
今日は福祉社会学科の1年生が必ず履修する「ソーシャルワークプロジェクト(SWP)」の授業についてご紹介します。
SWPは、① 福祉社会における行政、企業、非営利団体、地域、中間支援組織などの役割の理解、②社会課題の発見と整理、③その課題に関する学習テーマの設定と活動計画の作成、④コミュニティを基盤とした実践活動、⑤体験共有と振り返りという5つのステップで実施されています。
①のステップでは、ゲストスピーカーの方々をお招きし、理解を深めます。
②のステップでは、一人ひとりの問題意識に沿ってボランティア活動、取材活動、オンラインセミナーの受講などを行い、考察を深めます。
③から⑤のステップはチームに分かれて行います。福祉・保健・医療などの専門領域の学びを結び付けながら実践活動を行うという「サービスラーニング」の手法を取り入れています。
6月の授業ではチーム分けをしました。
高齢者入所施設、高次脳障害の方のデイケアサービス、発達障害のあるお子さんの療育支援、放課後等デイサービス、児童館、こども食堂、コミュニティ・カフェ、親子・企業・地域を繋ぐ活動をしている団体、国際NGO、留学生支援活動などなど、今年度も様々な団体・施設で活動することになりました。
7月6日には活動先を訪問するにあたり大切なマナーに関する研修を受けました。
講師は有限会社SONORIの平井美知子先生。ビジネスマナーを学んだことのない学生に、演習を取り入れながらわかりやすくマナーの重要性とポイントをレクチャーしていただきました。
これから夏の実践活動に向けて計画書作りと現場訪問・打合せなどが始まり忙しくなりますが、SWPを通してソーシャルワーク(専門職としての社会福祉援助実践)に必要な「問題発見力」「行動力」「コミュニケーション能力」「社会と連帯する力」「人間力」をしっかりと培って行きましょう!
高校生のみなさん、後期のSWPの授業のいくつかは見学することが可能です。是非いらしてください!