12月21日(水)に精神保健福祉援助実習の実習報告会が開催されました。精神保健福祉士をめざす4年生9名が夏の実習を踏まえて、精神障害のある人とのかかわりから気づいたこと、精神保健福祉士の業務や役割について理解したことを報告しました。
また、実習は精神科医療機関と地域の障害福祉サービス事業所の2カ所で実施するため、2カ所の実習を通して考えた精神保健福祉士の専門性とは何かについて自分の言葉で語りました。
精神科医療という非日常の現場を経験することで、学生が自分自身の価値観を揺さぶられたり、いまだ解消されない精神障害者に対する差別・偏見に対してどのようにアクションを起こしていけばよいのか、真摯に向き合ってきた学生たちの報告でした。
報告会には3年生も参加し、報告会後の交流会では、実習に対する不安や準備のこと、就職活動や国家試験対策のことなど、積極的に4年生に質問し、交流を図っていました。こうした先輩後輩の関係も大切にしながら、精神保健福祉士をめざす学生のネットワークが深まればと思います。
4年生のみなさん、実習本当にお疲れさまでした。
(教員 坂入)