フィンランド2日目(9月12日)の午前中は「ヘルシンキ新小児病院」を訪問しました。
病院では施設見学をし、小児病院におけるソーシャルワークとプレイセラピーについての講義を受け、院内での子どもへの支援のあり方や、病院が大切にしていることなどを学びました。
外観はとてもカラフルで明るく、院内はムーミンの世界をイメージしたデザインになっているため、良い意味で病院を感じさせない工夫がされていました。こうした工夫が、子どもにとって病院が怖い場所ではなく、気持ちを和らげる場所へと変えているのではないかと思いました。
病院内のカフェで昼食を摂った後、専用バスでハカニエミ広場の防空壕と遊び場へ行きました。
普段はスポーツなどを楽しめる遊び場や地下駐車場として使用されていますが、ミサイル落下などの危機にさらされた場合には防空壕としての役割をもっている施設であると知りました。
午後はフィンランドの「学童保育(kivimiehen koulu)」を訪問しました。
この施設では子どもの屋外での遊びを特に大切にしていますが、屋内での表現活動にも様々な種類があり、子どもたち一人一人が自由にやりたいことを選択することができる環境が整っていました。
短い時間ですが子どもたちと一緒に折り紙を通して交流することもでき、とても楽しめました。
その後、ヘルシンキ中央図書館を見学しました。一般的な図書館としての機能だけでなく、ゲームや3Dプリンターの貸出などいろいろな事が行えるとても広い図書館でした。
夕方にはフィンランドでの最後の夕食としてみんなでレストランへ行き、旅の思い出を語り合いました。
フィンランド3日目(9月13日)の午前中は自由行動だったため、それぞれが行きたい場所へ行き、美味しいものを食べたり、お土産をたくさん買ったりと、旅行最後の思い出作りを楽しみました。
午後はホテルで最後のミーティングを行い、一人一人がフィンランドで学んだことや感じたことをみんなで共有し、更に理解を深めることができました。
ミーティングの後はホテルからバスで空港へ向かいました。空港では最後にお土産を買い足す人も何人かいました。
フィンランド時間の18時30分ごろヘルシンキに別れを告げ、帰国の途につきました。
2023年9月6日から14日までの北欧研修旅行は、充実した楽しい日々でした!!
(2年 N.Y.)