福祉社会学科で、ソーシャルワーク実習指導Ⅰを担当している教員の増田です。
後期に入り、2年生のソーシャルワーク実習指導Ⅰの授業が始まりました。
ソーシャルワーク実習指導Ⅰは、これまでに学んできた知識や技術を活用し、社会福祉士としての実践能力を養うための実習に向け、実習の目的を明確にして計画を立てたり実習の心構えを学んだりと準備を進めています。

ソーシャルワーク実習指導Ⅰでは、実習や将来のキャリア選択に向けて、実習先となる福祉施設・機関で活躍されている方々を授業にお招きしています。
2025年度は、社会福祉協議会、高齢、児童、障害、医療の領域から、講師の方々にお越しいただきました。

上記の写真は、高齢領域の外部講師の先生により、高齢者の視覚を体験するワークをしているところです。
長年、現場で支援をされてきた先生だけに、実際の利用者の方々や支援の実際についてのお話は学生にとっても気づきと学びの多い時間となりました。
実習を行う際には、実習で関わる利用者の方の疾病・障害・特長などの他に、法律・制度やソーシャルワークの理論に関する知識、その他、実習先がある地域におけるつながりなど、事前に様々な情報を学ぶ必要があります。
そして、実習では実際の経験を通し、実践能力を身につけています。
私たち教員からの指導だけではなく、グループワークも取り入れ、学生同士で学びあい、実習に向けて準備を進めています。