5月初めの週末を利用して、自分の目でその現状を確かめようと、災後の東北地方に足を運んでみました。1年以上たってもどこまでも見渡せる被災地の様子に、その、自然の脅威を痛感しました。 震災の時に、新聞社の記者として盛岡支社にいたゼミの卒業生からも、ぜひ、自分の目で見てきてくださいねとメールもあり、陸前高田、気仙沼、石巻、仙石線のバス代行路線を回ってみました。わずかの立地の差が、被害に差につながる様子など、言葉を選ぶこともできませんでした。気仙沼では、この春卒業した気仙沼出身の学生が、自宅は高台で助かったけれど、下の方の大型スーパーに買い物に行くところだったという話をしていたのを思い出し、ゾッとしました。
(記事:S.S.)