昭和女子大学 人間社会学部 現代教養学科創設10周年を記念して企画された「10年の歩みとこれから」は、2013年2月9日(土)17:00~20:30、本学世田谷キャンパスで開催されました。参加人数は、教職員29名(現代所属16名、その他13名)、卒業生74名、在学生35名の、計138名と大盛会でした。
会は第1部、第2部とも学生による司会・進行で行われ、第1部では坂東眞理子学長、小原奈津子創設時学科長(現副学長)のご祝辞に引き続いて、「学科10年の歩みとこれから」を常喜がスライドで紹介しました。さらに、社会で活躍している卒業生4人が、仕事のこと、後輩たちに望むことなどを話してくれました。
第2部はパーティー形式で、10年間の懐かしい写真のパネルが並ぶ中、小島副理事長の乾杯(ただしノンアルコール)で始まりました。賑やかな歓談が続きましたが、途中、学科の特色ある授業として「国際社会調査研修」と「アート・マネージメント」の紹介が、引き続き、数ある学生活動から「PICNIC LUNCH BOX」、「けっぱれ東北」、「せたがや芸術散歩」の3つの発表がいずれも学生によって行われ、現代教養学科のアピールポイントである積極的な学生活動を象徴する会となりました。またパーティーと並行して、隣室では卒業生と在学生が小テーブルを囲んで話し合う場が設けられました。
会を無事にやり終えて印象深かったのは、こんなに多くの卒業生や先生方がこの学科を大切に思っていてくれるということでした。10年間、幾多の苦難を乗り越えて(?)学科を運営してきた者の1人として、これほど嬉しいことはありません。また、在学生・卒業生を問わず、若い人たちのエネルギーには今回も感心させられました。少々疲れ気味の学科長はじめ教員一同、皆さんに元気をもらいました。
会にご参加下さった皆様、また企画・運営に携わって下さった学生と教職員の皆様に、心より感謝申し上げます。また、厚かましいお願いですが、今後も現代教養学科の発展にお力をお貸しいただければ幸いです。
現代教養学科 学科長 常喜 豊