東京社会調査研修は大学での事前研修を終え、いよいよ現地研修がスタートしました。
今後は参加学生のブログを順次載せていく予定ですが、その前に引率教員(2名、チーフはシム先生)の瀬沼から前ふりとして少しだけ報告をしたいと思います。
5月17日(日)午後は、前日とはうって変わって青空が広がる夏の気配、絶好の研修日和のなか参加者は日暮里駅に集合しました。
まず向かったのは朝倉彫塑館です。
東京芸術大学教授であった故朝倉文雄氏の住居とアトリエを兼ねた素晴らしい館です。私が子どもの頃は、外観から受ける少し不気味&不思議なイメージ(黒く塗装された建物でしかも上に塑像がのっている)を持っていました。
あらためで今回数十年ぶりに見学してみると、緑と水(池)を囲む邸宅と内部の趣向を凝らした設え、階段手すりから天井、建具の数々どれをとっても朝倉氏の創意が感じられる素晴らしい建物であることを感じました。
館内をわたる風は心地良く、外観以上の内務空間の様子には学生たちからも感嘆の声が聞こえました。
もちろん、まじかにみる有名な「墓守」や「大隈重信」の像、さらに猫たちの作品群をみることができることは実に素晴らしく、大変感激いたしました。
朝倉彫塑館を出た後は、3グループに分かれそれぞれのテーマ視点から現地視察調査を行いました。その様子は少しだけ写真でご覧ください。
それでは、これから掲載されていく学生のブログをご期待下さい。
(記事:Y.S.)