こんにちは。志摩ゼミ3年の大島です。
先日、外交資料館に行ってきました。
外交資料館には、日本のさまざまな外交資料が保管されています。
今回、私たちは白石さんという方にある外交官のお話を伺いました。
また、条約書などの貴重な展示の解説もしていただきました。
突然ですが、みなさんは杉原千畝をご存知ですか?
杉原千畝は、第二次世界大戦時に多くのユダヤ人を救った外交官です。
英語、ロシア語、ドイツ語など数ヶ国語を操り、危険な地に身を置きながら、各国の情勢を日本に伝え、リトアニアやプラハなどで国を追われたユダヤ難民にヴィザを発行し続けました。
映画『杉原千畝 スギハラチウネ』の原作の著者である白石さんは、とてもわかりやすく杉原千畝の功績をお話してくださいました。
杉原千畝が行ってきたことの尊さを学ぶとともに、白石さんの杉原千畝に対する尊敬の気持ちを感じました。
後半は、資料館の展示物の解説をしていただきました。
さまざまな条約書が展示されており、日本の歴史がつまっていました。
条約書の署名欄を見てみると、ある国が欄を間違えて署名しており、
教科書では分からないシリアスな歴史の中のユニークな部分を知ることができました。
今までは、歴史的な出来事を自分には遠い大きなことと捉えていましたが、
その1つ1つにさまざまな人たちが向き合っていたのだと感じ、教科書で学ぶだけでは感じられない歴史への思いを感じました。
杉原千畝の研究の第一人者の方に直接お話しを聞くことができました。
杉原千畝の難民や日本人の為にした勇気ある行動に感動しました。日本人としてこの人のことを知ることは大切なことだと思いました。
(志摩ゼミ3年 澤田)
現在映画が公開されている杉原千畝の話を、20年以上も杉原の研究をしているという白石さんから聞くことができて、勉強になりました。日本の外交について考えたり調べたりしたことはほとんどありませんでしたが、杉原が第二次世界大戦中に多くのユダヤ人を救ったというのは知っていたので、始めにその話からしていただき、とても興味を持ちました。また公開中の映画の原作が白石さんの著書だと聞いて驚きました。杉原に救われたユダヤ人は、阪神大震災のときに日本の復興を支援してくれて、それは自分が杉原に命を助けてもらった恩返しなんだと言っていたという話が印象に残っています。
正直わたしの勉強不足でわからないところも多くありましたが、当時の外交の様々な資料を見ることは面白かったです。今後、外交にももっと関心を持っていこうと思いました。
(志摩ゼミ3年 伊奈)