2014年に昭和女子大学に交換留学生として半年留学生した韓国人イ・スアン(이스안)さんが6月中旬に昭和女子大を訪問し、現代教養学科フフバートルゼミのみんなと交流しました。きっかけは、出身大学の国民大学に交換留学生としていた大岡由季に会いにきたことでした。
イ・スアンさんは日本のおもちゃ文化に興味がある方で、特にリカちゃん人形に関心があります。留学中はおもちゃ屋さんを巡り、日本の文化について学んでいます。最近は日本留学日記などエッセイ集を出し、今三冊目を準しているところで、とても活動力がある方です。
私たちのゼミの今年度の卒論は韓国関連のものがほとんどなので、同世代のイ・スアンさんとの交流を通して、お互いの文化に関心をもつこと、また、韓国の若者たちが抱えている問題について「リアルな声」を聴くことができました。韓国の若者たちはいま厳しい社会に向き合って生きていますが、イ・スアンさんは自分の経験を生かしての文章を本にまとめ、韓国社会に伝えようと奮闘しています。私たちは彼女のこのような姿を見てよい刺激を受けました。このような機会を与えてくださったイ・スアンさんに感謝しています。