10月7日(日)・8日(月・祝)の2日間、世田谷区池尻にある世田谷公園周辺で、今年で8年目を迎えた「世田谷パン祭り2018」が開催されました。
IID世田谷ものづくり学校前会場
(池尻小学校校庭)
現代教養学科からは、企画、準備から当日の運営・撤収までボランティアとして関わるをサポートスタッフ「OPEN SAND」や、「三宿三色パン」をパン屋とコラボさせていたく企画等、計54名が参加しました。
そのうちの、シニフィアン シニフィエとの世田谷パン祭りコラボ商品について報告します。
今年私たちが考えた三宿三色パン:noir jaune blancです。フランス語で「黒・黄・白」という3色を意味します。
試行錯誤を重ね、味やネーミング、チラシやPOP等を一から考えました。
今年のパン祭りのテーマは「ジャ・パン」。
私たちはこのテーマから、「三宿三色パン」を
黒:竹炭(宮崎県産)を使用したインパクトある黒い生地で包み込み、
黄:秋の味覚の甘いかぼちゃペースト(北海道産)入り生地にして、
白:濃厚なクリームチーズが食べた瞬間、口の中にまろやかな風味が広がる
優しい甘さがお楽しみいただけるパンに仕上げました。
さらに、チーズには三宿四二〇商店会のチーズ専門店「ランマス」より仕入れたパルミジャーノも使用しています。
日本の伝統文化である竹炭を使用した黒色は、かぼちゃの色と形を表現。
この竹炭の利用は、「竹害」という社会的課題の解決と森林保護に貢献しています。
「三宿三色パンコンテスト」ではまろやかな優しい味わいがお客様や審査員の方々にご好評頂き、光栄なことに「テイスト賞」を受賞することが出来ました。
私たちの希望を取り入れて作ってくださった、シニフィアン シニフィエの志賀勝栄シェフを始めスタッフの皆様に心より感謝申し上げます。
また、4年ゼミ生の一人は、貧困問題とTABLE FOR TWO活動(以下TFT)についてを卒業論文のテーマにしており、今年のパン祭りではTFT対象商品「からだに優しいパンセット)」を販売させていただきました。
対象となる定食や食品をご購入いただくと、1食につき20円の寄付金が、TFTを通じて開発途上国の子どもの学校給食になる仕組みです。
これから卒業論文にまとめあげます!
このように私たちがこだわりぬいたコラボパンは2日間で計209個全て完売いたしました。
ご来場いただいた皆様、ご購入いただいた皆様、ありがとうございました!
(粕谷ゼミ一同)